Apdesigner プログラマーズガイド
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第3部 Apdesigner利用編> 第13章 帳票出力処理を作成する> 13.3 帳票フォームを編集する

13.3.1 帳票レイアウトとオーバレイ定義体

帳票レイアウトは、帳票フォームを「帳票定義体」と「オーバレイ定義体」という2つのファイルに保存します。その他に編集時にだけ利用する「帳票定義補助ファイル」があります。「帳票定義体」は「帳票」と呼ばれ、「オーバレイ定義体」は「オーバレイ」や「オーバレイパターンテーブル」と呼ばれることもあります。
これらの各ファイルには、以下の拡張子が付加されます。

 使用可能な帳票定義体

Apdesignerでは、クラスインタフェースの帳票フォーム(拡張子が「pxd」)以外は扱うことができません。

++帳票定義

帳票定義体には、帳票に関するすべての変数データ、固定リテラル、パーティション罫線およびパーティション枠が含まれます。

++オーバレイ定義体

オーバレイ定義体には、すべての図形(枠、罫線、網がけ、円・楕円など)やオーバレイ文字が含まれます。
オーバレイ定義体には、次のような利点があります。

++帳票定義体とオーバレイ定義体との関係

PowerFORMでは、帳票を設計しながら、オーバレイ定義体も設計できます。
オーバレイ定義体は、出力帳票をより見やすいものにするという特長があります。実際に背景となるオーバレイと前面となる帳票定義体がどのように重畳印刷されるのか、以下の図で説明します。

[帳票定義体とオーバレイ定義体の印刷]


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