Apdesigner プログラマーズガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第1部 導入編> 第1章 プロジェクトを定義する> 1.1 プロジェクトを新規作成する

1.1.1 クラスパス(ビルドパス)を設定する

プロジェクト新規作成ウィザードの[Java]設定で、プロジェクトのビルド、実行に必要なクラスパスを設定することができます。
クラスパスの設定には、主に以下の方法があります。

クラスパスの設定は、プロジェクトのプロパティでも行うことができます。

+クラスパスコンテナ

クラスパスコンテナは[ライブラリ]タブで以下のように指定します。

  1. [ライブラリの追加]をクリックします。
  2. [ライブラリの追加]ダイアログボックスで、追加するライブラリタイプを選択します。
  3. 表示されたダイアログボックスでアプリケーションを作成するのに必要な機能を選択し、[OK]をクリックします。

Apdesignerでは、アプリケーションをビルド、実行するために必要なクラスパスを設定するために、以下のクラスパスコンテナを用意しています。

ライブラリ種別

選択機能

選択機能識別子 (*1)

設定されるクラスパス (*2)

Interstage J2EE

基本機能

BASE

isj2ee.jar
ContextRoot/WEB-INF/lib/*.jar(*3)
isws.jar

J2EEアプリケーションクライアントからEJBアプリケーションを呼び出す

EJBCL

ODjava4.jar
fjcontainer74.jar
クライアント配布物(*4)

J2EEアプリケーションクライアントからJMSのメッセージを送信する

JMS

ODjava4.jar
esnotifyjava4.jar
fjsprovider.jar

J2EEアプリケーションクライアントからWebサービスを呼び出す

WEBSERVCL

isws-lib.jar

Apcoordinator

基本機能

BASE

uji.jar

データベース連携機能を使う

DB

ujidb.jar

EJB連携機能を使う

EJB

ujiejb.jar

電子フォームアプリケーションを開発する

EFORM

ujiformc.jar
f3hksjsv.jar

バックエンド連携機能を使う

ASYNC

ujiasync.jar

エンタープライズアプリケーション拡張機能を使う

ENT

ujief.jar

JavaServer Facesを使う

JSF

ujijsf.jar
jsf-api.jar

JBK

基本機能

BASE

jbkgui.jar
jbkstd.jar
jbkguilg.jar (*5)
jbklgcy.jar (*5)

Apworksランタイム

基本機能

BASE

apworks14.jar

DBアクセス

基本機能

DBAL

dbalibjv12.jar

Fujitsu XML

基本機能

BASE

xmlpro.jar

XSLT(JAXPインタフェース)を使う

XSLT_J

xmltransx.jar

XSLT(Fujitsuインタフェース)を使う

XSLT_F

xmltrans.jar

JICK

基本機能

BASE

jick.jar

ディレクトリBeansを使う

DIR

jickdir.jar

メールBeansを使う

MAIL

jickmail.jar

ニュースBeansを使う

NEWS

jicknews.jar

JSPランタイム

基本機能

BASE

jasper-runtime.jar

Interstage Shunsaku

基本機能

BASE

shunapi.jar

*1: ライブラリ名に続く[ ]内に表示される識別子です。

*2:JARファイルのインストールされているフォルダも考慮されて設定されます。

*3: ビルド時にのみプロジェクトのContextRoot/WEB-INF/libフォルダ内にあるすべてのJARファイルにクラスパスを設定します。実行時にはjavaコマンドのクラスパスには設定しません。サーブレットコンテナでWebアプリケーションを実行した場合は、サーブレットコンテナによって動的にWebアプリケーションにクラスパスが設定されます。

*4: プロジェクトのプロパティのJavaビルドパスで参照しているプロジェクトがある場合、そのプロジェクトのEJB JARファイルを配備(Deployment)した時にダウンロードしたクライアント配布物にクラスパスを設定します。

*5: アドオン・コンポーネントのインストールでJBK旧互換機能をインストールした場合に設定されます。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1998-2006