Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド Web利用状況管理編 - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - 13.0
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第4部 使用手引き> 第12章 利用状況を評価する

12.5 レポート詳細

レポート機能でサポートする各レポートの詳細について説明します。

12.5.1 サポート一覧

レポート機能でサポートする分類・レポート種別と、その組み合わせは以下のとおりです。

No

分類

レポート種別

概要

1

利用状況を分析する(サマリ)

サマリ

分析結果のサマリを出力します。

2

利用状況を分析する(セッション状況)

期間区分別

期間ごとの推移を分析します。

3

クライアントホスト名別

クライアントのIPアドレスをDNS変換したホスト名をキーに分析します。

4

クライアントIPアドレス別

クライアントのIPアドレスをキーに分析します。

5

認証ユーザ名別

WWWサーバ、Proxyサーバで認証を行っている場合に、その認証のユーザ名をキーに分析します。

6

ユーザエージェント別

WWWサーバ、Proxyサーバにアクセスしているユーザが使用しているエージェントをキーに分析します。

7

リンク元ホスト名別

どこのリンクをたどって構築しているWWWサービスに来たかをリンク元のホスト名をキーに分析します。

8

リンク元IPアドレス別

どこのリンクをたどって構築しているWWWサービスに来たかをリンク元のIPアドレスをキーに分析します。

9

リモートホスト名別

Proxyサーバにおいて、Proxy内からアクセスしたページのホスト名をキーに分析します。

また、リバース運用されているProxyサーバの場合は、外からどのWWWサーバに対する要求があったかをホスト名をキーに分析します。

10

リモートIPアドレス別

Proxyサーバにおいて、Proxy内からアクセスしたページのIPアドレスをキーに分析します。

また、リバース運用されているProxyサーバの場合は、外からどのWWWサーバに対する要求があったかをIPアドレスをキーに分析します。

11

URL別

クライアントからアクセスされたURL名をキーに分析します。

12

Entry URL別

クライアントからアクセスされたURLの入口点となるURLをキーに分析します。

13

Exit URL別

クライアントからアクセスされたURLの出口点となるURLをキーに分析します。

14

リンク元URL別

どこのリンクをたどって構築しているWWWサービスに来たかをリンク元のURLをキーに分析します。

15

アクセスID別

Cookieに設定したIDをキーに分析します。

16

ディレクトリ別

クライアントからアクセスされたURL名をキーに、ディレクトリ単位に分析します。

17

サブネット別

クライアントIPアドレスをグルーピングしたサブネットをキーに分析します。

18

利用状況を分析する(リクエスト状況)

期間区分別

期間ごとの推移を分析します。

19

クライアントホスト名別

クライアントのIPアドレスをDNS変換したホスト名をキーに分析します。

20

クライアントIPアドレス別

クライアントのIPアドレスをキーに分析します。

21

認証ユーザ名別

WWWサーバ、Proxyサーバで認証を行っている場合に、その認証のユーザ名をキーに分析します。

22

リモートホスト名別

Proxyサーバにおいて、Proxy内からアクセスしたページのホスト名をキーに分析します。

また、リバース運用されているProxyサーバの場合は、外からどのWWWサーバに対する要求があったかをホスト名をキーに分析します。

23

リモートIPアドレス別

Proxyサーバにおいて、Proxy内からアクセスしたページのIPアドレスをキーに分析します。

また、リバース運用されているProxyサーバの場合は、外からどのWWWサーバに対する要求があったかをIPアドレスをキーに分析します。

24

URL別

クライアントからアクセスされたURL名をキーに分析します。

25

URL拡張子別

どの拡張子が多く参照されているかを拡張子をキーに分析します。

26

アクセスID別

Cookieに設定したIDをキーに分析します。

27

ディレクトリ別

クライアントからアクセスされたURL名をキーに、ディレクトリ単位に分析します。

28

サブネット別

クライアントIPアドレスをグルーピングしたサブネットをキーに分析します。

29

利用状況を分析する(トラフィック状況)

期間区分別

期間ごとの推移を分析します。

30

クライアントホスト名別

クライアントのIPアドレスをDNS変換したホスト名をキーに分析します。

31

クライアントIPアドレス別

クライアントのIPアドレスをキーに分析します。

32

認証ユーザ名別

WWWサーバ、Proxyサーバで認証を行っている場合に、その認証のユーザ名をキーに分析します。

33

リモートホスト名別

Proxyサーバにおいて、Proxy内からアクセスしたページのホスト名をキーに分析します。

また、リバース運用されているProxyサーバの場合は、外からどのWWWサーバに対する要求があったかをホスト名をキーに分析します。

34

リモートIPアドレス別

Proxyサーバにおいて、Proxy内からアクセスしたページのIPアドレスをキーに分析します。

また、リバース運用されているProxyサーバの場合は、外からどのWWWサーバに対する要求があったかをIPアドレスをキーに分析します。

35

URL別

クライアントからアクセスされたURL名をキーに分析します。

36

URL拡張子別

どの拡張子が多く参照されているかを拡張子をキーに分析します。

37

アクセスID別

Cookieに設定したIDをキーに分析します。

38

サブネット別

クライアントIPアドレスをグルーピングしたサブネットをキーに分析します。

39

利用状況を分析する(キャッシュ状況)

発生位置別

キャッシュのヒット状況をヒットした位置別に分析します。

40

利用状況を分析する(エラー状況)

発生位置別

エラーを発生位置別に分析します。

41

サーバエラーコード別

発生したサーバエラーをコード別に分析します。

42

クライアントエラーコード別

発生したクライアントエラーをコード別に分析します。

43

リモートエラーコード別

発生したリモートエラーをコード別に分析します。

44

利用状況を分析する(レスポンス状況)

URL別

クライアントからアクセスされたURL名をキーに分析します。

45

クライアントホスト名別

クライアントのIPアドレスをDNS変換したホスト名をキーに分析します。

46

クライアントIPアドレス別

クライアントのIPアドレスをキーに分析します。

47

利用状況を分析する(ページ遷移状況)

サイト全体

WWWサービスのページをどの順序でアクセスしているか(ページ遷移)を分析します。

48

利用状況を分析する(実訪問ユーザ数)

指定サーバ

クライアントIPアドレスをキーに1日あたりの実訪問ユーザ数を分析します。

12.5.2 作成条件

レポート登録画面で設定する作成条件について、分類ごとに説明します。

12.5.2.1 共通事項

すべての分類に共通する事項について説明します。

■レポート期間

レポートを作成する期間を選択します。

・上段フィールド

上段フィールドでは、レポートを作成する期間を表す期間タイプをプルダウンメニューから選択します。

期間タイプの一覧を以下に示します。デフォルトでは「今日」が選択状態となります。

期間タイプ

説明

前日

レポート作成を実行した日の前日分のレポートを作成します。

今日

レポート作成を実行した日の今日分のレポートを作成します。

(以下から日を選択する)

レポート作成時に、下段フィールドの日の一覧からレポート期間を選択します。

前週

レポート作成を実行した週の前週分のレポートを作成します。

今週

レポート作成を実行した週の今週分のレポートを作成します。

(以下から週を選択する)

レポート作成時に、下段フィールドの週の一覧からレポート期間を選択します。

前月

レポート作成を実行した月の前月分のレポートを作成します。

今月

レポート作成を実行した月の今月分のレポートを作成します。

(以下から月を選択する)

レポート作成時に、下段フィールドの月の一覧からレポート期間を選択します。

(以下から年を選択する)

レポート作成時に、下段フィールドの年の一覧からレポート期間を選択します。

選択した分類・レポート種別の組み合わせによっては、選択できない項目があります。

・下段フィールド

上段フィールドで「(以下から日を選択する)」を選択した場合、下段フィールドで具体的な日を選択します。下段フィールドには、今日を含む日曜日からの日数分の範囲でリストが表示されます。日の範囲を過去および未来へ移動するには、下段フィールドの上部および下部の移動ボタンを押下します。

上段フィールドで「(以下から週を選択する)」を選択した場合、下段フィールドで具体的な週を選択します。下段フィールドには、今週を含む7週分の範囲でリストが表示されます。週の範囲を過去および未来へ移動するには、下段フィールドの上部および下部の移動ボタンを押下します。

上段フィールドで「(以下から月を選択する)」を選択した場合、下段フィールドで具体的な月を選択します。下段フィールドには、今月を含む7ヶ月分の範囲でリストが表示されます。月の範囲を過去および未来へ移動するには、下段フィールドの上部および下部の移動ボタンを押下します。

上段フィールドで「(以下から年を選択する)」を選択した場合、下段フィールドで具体的な年を選択します。下段フィールドには、今年を含む7年分の範囲でリストが表示されます。年の範囲を過去および未来へ移動するには、下段フィールドの上部および下部の移動ボタンを押下します。

レポート登録画面において、下段フィールドで選択したレポート期間についてはレポート条件に反映されません。レポート作成画面において、改めて下段フィールドでレポート期間を選択してください。

12.5.2.2 利用状況を分析する 

以下の分類に固有の事項について説明します。

■サービス・Webサイトの別

レポートの作成対象をラジオボタンから選択します。

観点

説明

サービス

レポートの作成対象として、サービスを選択します。

サービス名は、利用状況サービス情報の定義画面で設定した分析対象サーバ名に対応します。

Webサイト

レポートの作成対象として、Webサイトを選択します。

Webサイトは、グループ情報の定義画面で設定した分析対象サーバのグループ名に対応します。

被管理サーバ、Webサイト(グループ)については、「第7章 運用環境を構成する」を参照してください。

■サービス・Webサイトの名前

レポートの作成対象を、「サービス・Webサイトの別」の選択に基づいて表示されるプルダウンメニューから選択します。

プルダウンメニューには、分類・レポート種別で選択したレポートの作成対象に該当しない項目も表示されます。それらの項目を選択した場合には、レポート作成時に「指定された期間には,データがありません.」と表示されます。

レポートの作成対象は、管理サーバ運用している被管理サーバの利用状況分析サービスのみです。被管理サーバ運用している場合には、プルダウンメニューから選択しても、レポート作成時に「指定された期間には,データがありません.」と表示されます。

■絞込み条件

レポートを作成する際に、絞込み条件を指定することで、絞込み条件に指定した条件を満たすものに対して、分析が行われます。

絞込み条件は、以下の形式で指定します。

「分析観点」=「値」

分析観点は、プルダウンメニューから選択します。

値は、指定した分析観点について、絞込みを行いたい値を直接入力して指定します。

指定例を以下に示します。

絞込み条件を指定した場合、値として指定された文字列に完全一致したものについてレポートが作成されます。

値として、部分一致での指定およびワイルドカードは指定できません。

12.5.3 レポート形式

レポート作成画面で作成されるレポートの形式について説明します。

■レポート条件

レポート作成画面において、レポート作成時に設定したレポート条件の内容を表示します。

■グラフデータ

レポート条件の内容に従って収集・分析したデータを、グラフ形式で表示します。

選択した分類・レポート種別の組み合わせによって、表示されるグラフの種別や個数は異なります。

■表データ

レポート条件の内容に従って収集・分析したデータを、表形式で表示します。

選択した分類・レポート種別の組み合わせによって、表示される表の項目は異なります。

■リンク

リンク

説明

レポートの印刷

本リンクをクリックすることにより、レポートを印刷します。

データのダウンロード

本リンクをクリックすることにより、レポートの作成に使用したデータをCSVファイルとしてダウンロードします。ダウンロードできない場合は、本リンクの右クリックメニューから「対象をファイルに保存」または「リンクを名前を付けて保存」を選択することによりダウンロードしてください。

CSVファイルの形式については、「15.3.1 CSVファイル」を参照してください。


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