Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド |
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付録C SSOリポジトリに登録するエントリの属性 |
Interstage シングル・サインオンで管理する利用者のユーザIDやパスワード、認証方式などの情報を定義します。なお、ユーザ情報の属性名は、重複定義できません。
オブジェクトクラス |
説明 |
top |
基本LDAPオブジェクトクラス |
person |
ユーザ情報 |
inetOrgPerson |
|
device |
|
ssoUser |
SSOの利用ユーザ情報 |
属性名 |
日本語名 |
説明 |
登録例 |
cn |
名前 |
姓名を設定します。 |
Fujitsu Tarou |
sn |
姓 |
姓を設定します。 |
Fujitsu |
uid |
ユーザID |
利用者を特定するユーザIDであり、基本認証に使用するユーザIDを設定します。 |
tarou |
userPassword |
パスワード |
基本認証に使用するパスワードを設定します。 |
Taroupasswd |
employeeNumber |
従業員番号 |
社員番号など、利用者に割り当てられている番号を設定します |
000001 |
|
電子メールアドレス |
電子メールアドレスを設定します。 |
tarou@jp.fujitsu.com |
その他認証に必要な情報 ※必ず設定する必要はありません。 |
|||
ssoRoleName |
ロール名 |
利用者が属するロール名を設定します。 |
Admin |
ssoAuthType |
認証方式 |
利用者の認証方式を以下の値で設定します。 |
basicAuthOrCertAuth |
ssoCredentialTTL |
再認証の間隔 |
利用者を再認証するまでの間隔を[分単位]で設定します。 |
60 |
ssoUserStatus |
ユーザステータス |
利用者がロックされているかをリポジトリサーバが設定します。 |
good |
ssoNotBefore |
有効期間開始日時 |
利用者のシングル・サインオン運用を開始する日時を設定します。 |
20030101000000+0900 |
ssoNotAfter |
有効期間満了日時 |
利用者のシングル・サインオン運用を終了する日時を設定します。 |
20030102000000+0900 |
ssoFailureCount |
ユーザ名/パスワードによる認証失敗回数 |
利用者が誤ったパスワードを指定して基本認証に失敗した回数です。正しいパスワードを指定して認証に成功すると0にリセットされます。この値はリポジトリサーバが設定します。 |
0 |
ssoLockTimeStamp |
ロックアウト時間 |
利用者がロックされた日時をグリニッジ標準時(YYYYMMDDHHMMSSZ)でリポジトリサーバが設定します。 |
20020101090000Z |
serialNumber |
シリアル番号 |
シリアル番号を設定します。 |
1234-1234-AB |
dnQualifier |
DN修飾子 |
DN修飾子を設定します。 |
000001 |
注1)設定した値は、大文字・小文字の区別をしません。
注2)「uid」には、英数字、記号(ただし":"を除く)が使用できます。英数字、記号(":"を除く)以外を設定した場合には、利用者の認証に失敗します。
注3)「userPassword」には、英数字、記号が設定できます。英数字、記号以外を設定した場合には、利用者の認証に失敗します。
注4)「ssoRoleName」に登録されていないロール名やロールセット名(削除されたため存在しなくなった場合も含む)が設定された場合、そのロール名やロールセット名は無視されます。ロールセット名を設定した場合には存在するロールのみに属することになります。また、設定したロール名やロールセット名が無視された結果、利用者が属するロール名が1つもなかった場合、その利用者はInterstage シングル・サインオンで保護されるサイトにアクセスできなくなります。
注5)「ssoNotBefore」と「ssoNotAfter」に同じ日時を設定しないでください。同じ日時を設定した場合には、利用者の認証に失敗します。また、「ssoNotBefore」に設定した日時よりも「ssoNotAfter」に設定した日時の方が早い場合にも、利用者の認証に失敗します。「ssoNotBefore」と「ssoNotAfter」には、日本の時刻で設定する場合やグリニッジ標準時で設定する場合に関係なく"20000101000000"から"20371231235959"の間の日時を設定してください。範囲外の日時を設定した場合は、利用者の認証に失敗します。
注6)本属性を手動で"good"にすることにより、ロック解除をすることができます。"locked"となっている利用者は、認証方式に関係なくシングル・サインオンを利用することはできません。
注7)「ssoUserStatus」には、"good"または"locked"を設定してください。この値以外を設定した場合は、利用者の認証に失敗します。
注8)「ssoFailureCount」には、0〜16の数値を設定してください。範囲外の数値を設定した場合は、利用者の認証に失敗します。「ssoUserStatus」を"good"にする場合は、本属性を手動で"0"にしてください。
注9)本属性は変更しないでください。
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