Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ二重化ガイド(連携型) - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第4章 運用> 4.5 同期を行わない運用

4.5.1 運用形態

非同期運用を行う運用形態を以下に示します。

非同期運用においても通常の運用と同様に、イベントの通知と対処情報の同期が可能です。非同期運用では、構成情報や定義情報をそれぞれのサーバで保存しており、片方の運用管理サーバがダウンした場合でも切り替え作業などは発生しません。

また、それぞれの運用管理サーバで使用できる機能に制限はありませんが、主系サーバ、従系サーバからそれぞれ異なるポリシーを同一のサーバに配付すると不整合を起こす場合があり、運用上の注意が必要です。同一のサーバにポリシーを配付した場合、後から配付したポリシーが適用されます。

対処連携

一方の運用管理クライアントでイベントを対処すると、もう一方の運用管理クライアントの同一イベントも対処されます。

対処連携は、同期時間などの定義内容を変更することができます。詳細は、“サーバ間連携の定義”を参照してください。

 


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