Systemwalker Centric Manager LAN二重化運用管理ガイド - UNIX共通 -
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第4章 運用

4.1 状態遷移メッセージを監視する

PRIMECLUSTER GLS、PRIMECLUSTERの状態遷移のメッセージを監視する場合は、情報レベルのsyslogも監視するように定義を追加する必要があります。以下の方法で設定します。

また、情報レベルのsyslogを収集するときに、不要なメッセージは収集しないようにフィルタリングしてください。フィルタリングの詳細は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。

■syslog.confを設定する

以下にsyslog.confの設定手順を説明します。

  1. /etc/syslog.confを編集し、情報(info)レベルのイベントをシステム監視のファイルに出力するように設定します。(facility はuserになります。)

    /etc/syslog.confに空白を記述すると、syslogdが正しくメッセージをSystemwalkerに通知しません。パラメタの区切りはタブを使用してください。

    【Solaris】

    【Linux】

  2. 以下のコマンドを実行し、syslogdに対して、HUPシグナルを送り定義変更を行ったことを通知してください。

    ps -ef | grep syslogd
    kill -HUP <上記で求めたプロセスID>

Solaris 10でZoneを作成している場合

Solaris 10でZoneを作成している場合は、定義変更を行ったZoneのsyslogdに対して、HUPシグナルを送ります。なお、ログインしているZoneのZone名は“/usr/bin/zonename”コマンドで確認できます。

ps -Zef | grep syslogd | grep `/usr/bin/zonename`
kill -HUP <上記で求めたプロセスID>

 


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