Systemwalker Centric Manager 全体監視適用ガイド - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第5章 運用環境の変更> 5.2 監視対象となる運用管理サーバの追加/削除> 5.2.1 監視対象となる運用管理サーバの追加

5.2.1.2 全体監視サーバの設定

全体監視サーバで行う設定について説明します。

  1. hosts、またはDNSの設定

    全体監視の環境構築時に、全体監視サーバや監視対象となる運用管理サーバのホスト名を指定します。hostsファイル、またはDNSサーバにコマンドを実行するサーバ上で、ホスト名解決できるように128バイト以内のホスト名を設定してください。

    それぞれ、少なくとも以下のサーバやクライアントのホスト名のアドレスが解決できるように設定する必要があります。

  2. 運用管理サーバを全体監視サーバに登録

    以下のコマンドを実行し、監視対象となる運用管理サーバを定義します。必ず、監視対象とするすべての運用管理サーバを定義します。コマンドの詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

    【Windows版】

    MpFwSetOval -f add -h 被監視運用管理サーバのホスト名


    【UNIX版】

    /opt/systemwalker/bin/MpFwSetOval -f add -h 被監視運用管理サーバのホスト名

  3. 連携情報の受信

    Windows版の場合は、全体監視クライアント、または全体監視サーバ、UNIX版の場合は、全体監視クライアントで以下の作業を実行し、サーバ間連携情報を受信します。

    1. [スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[環境設定]-[システム監視設定]を選択します。

      →[システム監視設定[接続先設定]]ダイアログボックスが表示されます。

    2. 接続先の全体監視サーバの[ホスト名]、[ユーザ名]、[パスワード]を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

      →[システム監視設定]ダイアログボックスが表示されます。

    3. [サーバ間連携定義]ボタンをクリックします。

      →[サーバ間連携定義]ダイアログボックスが表示されます。

    4. [連携先システム]リストから監視対象の運用管理サーバを選択し、[更新]ボタンをクリックします。

      →[連携先システム設定(更新)]ダイアログボックスが表示されます。

    5. [被監視システムに関係なく連携する]の選択を外し、[OK]ボタンをクリックします。
    6. [運用管理サーバ]リストを選択し、[連携情報受信]ボタンをクリックします。

      →連携情報を受信します。

    7. [OK]ボタンをクリックし、サーバ間連携定義を終了します。

    以下のシステムでは、必ず連携情報を受信する操作を行ってください。
    • 連携先システム一覧の連携情報受信日時欄に“??/??/?? ??:??”と表示されている連携先システム
    • システム構成が変更になった連携先システム
    • 被監視システムのホスト名が変更された連携先システム

       

  4. Systemwalker Centric Managerの再起動

    Systemwalker Centric Managerを再起動します。

    1. 以下のコマンドを実行し、停止します。

      【Windows版】

      pcentricmgr

      【UNIX版】

      /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr

    2. 以下のコマンドを実行し、起動します。

      【Windows版】

      scentricmgr

      【UNIX版】

      /opt/systemwalker/bin/scentricmgr

  5. 構成情報の移入

    以下のコマンドを実行し、監視対象になる運用管理サーバから、転送された構成情報のファイルを全体監視サーバに入力します。

    【Windows版】

    mpcmsumt.exe ファイル名

    【UNIX版】

    /opt/systemwalker/bin/mpcmsumt.sh ファイル名

     

    Solaris版の場合のコード変換の方法例を以下に示します。
    【SJISからEUCへ変換する場合】
    以下のコマンドを実行します。

    sjtoeuc 変換前(SJIS)の構成情報ファイル名 > 変換後(EUC)の構成情報ファイル名


    【EUCからSJISへ変換する場合】
    以下のコマンドを実行します。

    euctosj 変換前(EUC)の構成情報ファイル名 > 変換後(SJIS)の構成情報ファイル名

  6. フォルダ情報ファイルの登録(GEEの場合)

    運用管理サーバ、および全体監視サーバがGEEの場合、全体監視サーバで、以下のコマンドを実行し、監視対象になる運用管理サーバから転送されたフォルダ情報ファイルを全体監視サーバに登録します。

    /opt/systemwalker/bin/MpFwfldrio -i ファイル名

    登録したフォルダ情報を有効とするためには、全体監視サーバ上でSystemwalker Centric Managerを再起動してください。

     


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