Systemwalker Centric Manager 業務サーバクラスタ適用ガイド UNIX編 - UNIX共通 -
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第4章 導入> 4.6 資源配付機能をクラスタサービスとして使用する場合

4.6.1 プライマリでの設定

資源配付をクラスタサービスとして運用するために、プライマリノードで行う設定について説明します。

■システム定義の登録内容の変更

以下のコマンドを実行し、システム定義の登録内容を変更します。コマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

/opt/systemwalker/bin/drmsdfn -a sys -k own -s OWNのシステム名 -n [論理IPアドレス|論理ホスト名]

[論理IPアドレス|論理ホスト名]
DRMS編集ファイルのnametypeオプションの値が“IP”の場合は、論理IPアドレスを、“HOST”の場合は、論理ホスト名を指定します。指定する値は、業務サーバの上位サーバの/etc/hostsファイルに定義した論理ホスト名、または論理IPアドレスと同一にしてください。
DRMS編集ファイルについては、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

■資源配付用のクラスタセットアップ

以下の手順で、クラスタ環境を構築します。

論理ホスト名リソースは、資源配付のクラスタセットアップを行う前に登録を完了しておくことが必要です。
  1. Systemwalker Centric Managerを停止します。

    以下のコマンドを実行します。

    /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr

  2. 共有ディスクがマウントされているか確認します。

    共有ディスクがマウントされていない場合は、以下のコマンドを実行し共有ディスクをマウントしてください。

    mount /クラスタ設定時に指定した共有ディスクのマウントポイント

  3. 資源配付のクラスタセットアップコマンドを実行します。

    上記の場合のコマンド実行例を以下に示します。

    /opt/FJSVmpsdl/sys/drmsclst -s -m /share -i 1.1.1.1 -h cluster-host -k Primary

  4. 共有ディスクをアンマウントします。

    umount /クラスタ設定時に指定した共有ディスクのマウントポイント


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