Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第2章 運用管理サーバの環境構築> 2.19 利用機能により必要な環境設定> 2.19.6 IDカードセキュリティ機能を利用する場合の環境設定【Solaris版/Linux版】

[EE/GEE]
2.19.6.2 IDカードセキュリティの対象となる操作の設定【Solaris版/Linux版】

IDカードまたはICカードを使用した操作チェックを実施する場合、IDカードセキュリティ機能の定義に必要な情報を以下に示します。

■[Systemwalkerコンソール]での操作

製品名:opmgr

チェックする操作

設定する定義

操作名

操作対象名

リモートコマンド (注1)

command

ホスト名を操作対象名として指定する。

“object=*”で指定した場合はすべてのホストが対象となる。

監視イベント対処/一括対処

action

返答要求メッセージへの返答 (注2)

reply

[操作]メニューに対する操作 (注1)

apmenu

選択する対象により異なる。詳細は“[操作]メニューに対する操作の詳細設定”を参照。

“object=*”で指定した場合はすべてのホストが対象となる。

注1)“リモートコマンド”、および“[操作]メニューに対する操作”は詳細に指定することが可能です。

注2)[監視イベント:返答]ウィンドウの[返答]ボタンが対象です。[監視イベント:返答]ウィンドウの[対処]ボタン、および[保留]ボタンは“action”の定義が有効になります。

リモートコマンドの詳細設定

投入するコマンド名を指定することができます。

チェックする投入するコマンド

設定する定義

操作名

操作対象名

コマンド名 パラメタ

command コマンド名 パラメタ

ホスト名を操作対象名として指定する。

“object=*”で指定した場合はすべてのホストが対象となる。

[操作]メニューに対する操作の詳細設定

全オブジェクトの操作/指定オブジェクトの操作を個別で指定できます。

なお、統合コンソールのランチャーに表示されている、以下の機能についても、定義が有効になり、IDカードによる認証確認が行われます。

注) 指定オブジェクトの操作メニューはmpaplregコマンドで登録したメニュー項目も指定可能です。
Systemwalkerの標準の[操作]メニューを指定する場合は、以下の設定となります。

分類

[操作]ウィンド/メニューの操作

操作名

操作対象名

全オブジェクト

性能情報の出力

apmenu 性能情報の出力

*を操作対象名として指定する。

“object=*”で指定された条件グループで判定される。

資源配付の操作

apmenu 資源配付の操作

簡易資源配付の操作

apmenu 簡易資源配付の操作

ヘルプデスク

apmenu ヘルプデスク

指定オブジェクト

ping

apmenu ping

ホスト名を操作対象名として指定する。

arp

apmenu arp

telnet

apmenu telnet

ftp

apmenu ftp

traceroute(サブネット)

apmenu traceroute(サブネット)

ホスト名を操作対象名に指定できない。

“*”を操作対象名として指定する。

“object=*”で指定された条件グループで判定される。

traceroute(ノード)

apmenu traceroute(ノード)

ホスト名を操作対象名として指定する。

リモート操作

apmenu リモート操作


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