Systemwalker Centric Manager 解説書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第3章 動作環境> 3.1 ハードウェア資源

3.1.2 必要なハードウェア資源

各機能使用時に必要なハードウェアを説明します。

■共通

LANカードが必須です。

■コンソー

Solaris版/Linux版Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバを使用する場合、最低1台のPC端末が運用管理クライアントとして必要です。以下の条件を満たすPC端末を用意してください。

CPU Pentium III, 500MHz以上

◆モバイル端

[Systemwalker Webコンソール](モバイル版)を使用するためには、以下のハードウェアが1つ以上必要です。

機器

条件

PDA

Palmscape3.1以降
Xiino 2.0以上が動作するPalmOS搭載PDA

携帯電話

iモード対応携帯電話

上記以外のモバイル端末

HTML2.0以上に準拠したブラウザが動作すること

■資源の配付

◆資源配

ロードバランサによって負荷分散されたサーバ群に対してサービスを止めずに資源を順次適用(ローリングアップデート(注1))する場合は、以下のロードバランサが必要です。

注1)
Linux for Itanium版では、ローリングアップデートは使用できません。
注2)
IPCOM S2000/S2200は、ファームウェアがE10Lxxの型名IS2xxxx1(旧製品)に対応しています。E30L10以降にファームアップした場合は、対応していません。

■監視

管理者への通(アクション定)

イベント監視でアクション定義として指定したアクションの種類により、以下のハードウェア、およびソフトウェアが必要です。

アクションの種類

必要ハードウェア

必要ソフトウェア

電子メール

 

受信側にE-Mail受信用プログラム

ポケットベル通知

モデム
[NTT DoCoMo]クイックキャスト

 

音声通知

WAVEオーディオカード(注1)

32bit OSが動作するクライアント上で以下のMicrosoft Speech API(SAPI)4.0対応音声合成エンジンが実装された製品(注2)

・[NEC] SmartVoice (Ver4.0)
・[IBM] ViaVoice 98 日本語版 Friendly Speak
・[東芝] 音声システム Ver5.0

注1)
機種によりオーディオカードを搭載できない場合があります。
注2)
64bit Windows OSからは音声通知機能を使用できません。別途32bitのクライアントを使用してください。

UNIX版の場合、上記のアクションを実行するには、運用管理クライアントなどに上記のハードウェアを搭載し、そこで実行します。

◆仮想ノード監

仮想ノード監視で、仮想ノードの自動検索の対象とできるのは、以下のロードバランサです。

■障害復旧

◆リモートからの復旧操作

クライアントの電源制

リモートからクライアントの電源制御を行う場合、コンピュータが以下のハードウェア条件をすべて満たす必要があります。

サーバの電源制

サーバの電源を制御する場合には、電源制御装置と、それに対応したソフトウェアが必要です。

[リモート電源制御に必要なハードウェアとソフトウェア]

対象サーバのOS

提供元

電源制御装置/UPS

ソフトウェア

Windows

富士通

電源制御ボックス

Power MANagement for Windows(R) V2.1 (注)

APC
(富士通OEM)

SmartUPS、および以下のどちらかのSmartUPS用ネットワークアダプタ
・Web/SNMP Management Card(AP9606)
・Network management Card EX(AP9617)

PowerChute(R) plus V5.2
PowerChute(R) Business Edition v7.0

富士電機
(富士通OEM)

UPS NetpowerProtectシリーズ、およびそれに対応しているインタフェースカード

NetpowerView F

Solaris

富士通

電源制御ボックス4

電源制御オプションPMAN/L

Windows
Solaris
Linux

その他“Systemwalker Enabled”で認定された電源制御装置、およびそれに対応しているインタフェースカード

“Systemwalker Enabled”で認定された電源制御装置に対応する電源制御ソフトウェア

注)
Power MANagement for Windowsの「Wakeup on LAN」連携機能は使用しないでください。

また、使用するソフトウェアと対象となる監視サーバの組み合わせにより、必要な環境が異なります。運用管理クライアント/電源制御されるサーバ(部門管理/業務サーバ)に対して、SNMPアダプタの設定や、連携用のインタフェースのインストールが必要な場合があります。以下にその対応を説明します。

使用ソフトウェア

サーバの種別

必要ソフトウェア

Power MANagement for Windows(R) V2.1(注1)

部門管理/業務サーバ
(被操作側)

Power MANagement for Windows(R)のエージェント、および、
Power MANagement for Windows(R)の連携ソフトウェア (注2)

運用管理サーバまたは運用管理クライアント
(操作側)

Power MANagement for Windows(R)のコンソール、および、
Power MANagement for Windows(R)の連携ソフトウェア(注2)

PowerChute(R) plus V5.2

部門管理/業務サーバ
(被操作側)

V3.2版のUPSSLEEP.EXE(注3)
(PowerChute(R) plusに添付)

PowerChute(R) Business Edition v7.0

部門管理/業務サーバ
(被操作側)

v7.0版のUPSSLEEP.EXE(注3)
(PowerChute(R) Business Edition v7.0に添付)

電源制御オプションPMAN/L(注1)

運用管理クライアント
(操作側)

電源制御オプションパソコン用クライアント機能(注2)

注1)
Power MANagement for WindowsまたはPMAN/Lで、キーワードの設定をしないでください。
注2)
電源制御ソフトウェアのインストールディスクの、APLDLLディレクトリ配下にあるSetupを実行します。
注3)
UPSSLEEP.EXEがインストールされたディレクトリに、システム環境のパスを設定してください。

“Systemwalker Enabled”で認定された製品に対応する電源制御ソフトウェアについては、ソフトウェアの種類によって、一部利用できない機能があります。また、利用にあたり、注意が必要なものもあります。詳細は、Systemwalkerホームページ、各ソフトウェアのマニュアルまたは取り扱い説明書を参照してください。

◆障害対処の自動化

管理者への通知(アクション定義)と同じです。

[EE/GEE]
■IDカードセキュリテ(Solaris版/Linux版の場合)

IDカードセキュリティを使用する場合に必要な、以下のハードウェア環境について説明します。

◆IDカードを使用するための環

IDカードセキュリティ機能を使用する場合は、運用管理クライアントにWindows(R) 2000/XPを利用してください。

IDカードリー

製品名

IDカードリーダのタイプ

インタフェース

備考

FMV-MCR101

手動スライド式

キーボードインタフェース(PS2)

富士通製

FMV-MCR111

手動スライド式

USB

富士通製

μリーダ・ライタ

モータ式

RS232C

株式会社
日本製鋼所製

MRW-8

モータ式

RS232C

株式会社
日本製鋼所製

IDカードリーダのディップスイッチの設定

IDカード

使用するIDカードリーダの仕様に準じます(JISII型)。
ただし、手動スライド式(FMV-MCR101/FMV-MCR111)IDカードリーダで使用できる文字は、“a-z”“A-Z”“0-9”の62種類です。

◆ICカードを使用するための環

ICカードを使用する際に必要なハードウェア環境を以下に示します。なお、ICカードを利用するためには、ICカードリーダに付属しているSMARTACCESS/BASE V2.0L40Aのインストールが必要です。インストールについては、SMARTACCESS/BASE V2.0L40Aのreadmeを参照してください。

ICカードリー

ICカード


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