Systemwalker Centric Manager 解説書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第1章 概要> 1.1 Systemwalker Centric Managerの概要

1.1.1 Systemwalkerとは

企業内業務の再編、企業間の統合、そしてグローバルな企業間連携など、企業のビジネスがダイナミックに変化している今、システムの運用管理の複雑さ、困難さはさらに増しつつあります。
また、24時間365日無停止連続運転、ビジネスの継続性、人手によるTCO(Total Cost of Ownership)削減が既に限界にきていることなど、運用管理に求められるハードルはますます高くなっています。

これらの問題を解決するため、Systemwalkerでは、PSM(Policy-based Systems Management)という運用管理のコンセプトに基づいた運用を提供します。

Systemwalkerでは、システム構築時に管理者が定義したシステム稼働要件をポリシーといいます。このポリシーに従ってITシステムの効率的な運用を実現するために、以下のマネージメント機能を提供しています。

リソース管理

IT基盤の構成/関係を可視化し、導入/設定、アプリケーションへの資源割当てを自律化する資源管理機構により適切なIT資源環境を提供します。

サービス管理

想定したとおりにサービスが提供されているかを把握/分析します。IT基盤と運用作業のサービス品質を常時把握し、問題の改善を支援することで、サービス品質を向上します。

エンタープライズ管理

ビジネスの視点でITシステム全体を把握・制御し、最適な運用を実現します。

ライフサイクル・マネージメント

ソフトウェアの配付、業務アプリケーションの稼働監視、障害発生時のリカバリなど日々の運用管理作業を効率よく、低コストで行うための運用管理環境を提供します。


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