Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
目次
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第4章 資源配付に関するメッセージ | > 4.3 資源配付クライアントで出力されるメッセージ |
資源配付サーバから資源配付クライアントに異常なデータヘッダ“ヘッダ種別”が返却されました。
エラーメッセージに表示されたヘッダ種別を、システム管理者に連絡してください。
資源配付サーバから資源配付クライアントに異常なデータ詳細情報“詳細種別”が返却されました。
エラーメッセージに表示されたデータ詳細情報を、システム管理者に連絡してください。
サーバとのTCP/IPコネクションが既に切断されている可能性があります。
サーバとのTCP/IPコネクションが既に切断されている可能性があります。適用結果通知フェーズで出力されている場合、サーバ側の対クライアント通信タイマーパラメタ(timer)で規定した値以上にクライアント側で適用処理に時間がかかっている可能性があります。
サーバ側のイベントログでダウンロード処理時間帯に以下のエラーが出力されていないか確認してください。
イベントID:840 メッセージ:クライアントからの受信処理でエラーが発生しました. システム名(クライアント側のシステム名),エラーコード(ETIMEDOUT), 詳細情報1(qjiwiman),詳細情報2(read).
以下の何れかの対応を実施願います。
サーバが何らかの原因で接続を解放しました。
サーバ側のメッセージを確認し、サーバ側のエラー原因を解消してください。サーバ側にメッセージが出ていない場合、“理由コード”をシステム管理者に連絡してください。
資源配付の制御処理で異常が発生しました。infは異常の理由コードです。
“理由コード”をシステム管理者に連絡してください。
サーバとの間に通信エラーが発生しています。
サーバまたは回線の状態を確認してください。
サーバと接続されていません。
サーバまたは回線の状態を確認してください。
相手サーバは現在話中です。
しばらく待ってもう一度接続してください。
何らかの回線異常が発生しました。
回線状態を確認してください。
資源配付クライアント設定で指定した接続先のノード名が、相手先のノード名として登録されていないか、間違っています。
相手先のノード名が正しく設定されているか確認してください。接続先のノードとしてホスト名を指定している場合には、指定した接続先のノード名が名前解決できる必要があります。
なお、ホスト名は大文字・小文字のレベルで一致する必要があります(ホスト名が“HOST”の場合に“host”と設定されている場合も本エラーとなります)。
TCP/IPサービスが動作していません。
TCP/IPサービスを使用できる状態にしてください。システム起動直後の状態の場合は、TCP/IPサービスの起動をしばらく待ってから、再度実行してください。
以下の原因が考えられます。
原因に対する対処を行ってください。
接続先のノードに接続できるネットワーク環境ではありません。
ネットワークの定義を正しく設定してください。
以下の原因が考えられます。
(サービスが起動処理中の場合もあります。イベントログ上に、イベントID [700]、[800]のメッセージが出力された後でダウンロードしてください。)
[00841] クライアントへの送信処理でエラーが発生しました. システム名(xxxxx),エラーコード(ECLIENT),詳細情報1(xxxxxxxx),詳細情報2(xxxxxxxx).
サーバ側のネットワークの再設定でservicesファイルの内容が初期化される場合があります。servicesファイルに資源配付のエントリが設定されているか確認してください。
獲得できるソケットの限界を超えました。
ほかに動作しているプログラムなどがソケットを使用していると考えられます。プログラムを終了してから再度実行してください。
通信プログラムのための領域が不足しています。
資源配付クライアントの動作に必要なプログラムだけを起動してください。
ソケットの処理で異常が発生しました。詳細な原因および対処については、復帰コードに従って対処してください。
サーバから強制的に切断されています。
指定した接続先システムへの経路が見つからないため、接続できませんでした。
資源配付クライアント設定で指定したIPアドレスが正しいか確認してください。
また、接続先システムをホスト名で指定している場合は、hostsファイル内に正しく接続先のホスト名とIPアドレスが設定されているかどうか確認してください。なお、ホスト名は大文字・小文字のレベルで一致する必要があります(ホスト名が“HOST”の場合に、“host”と設定されている場合も本エラーとなります)。
上記以外の場合は、ネットワーク機器のルーティング設定の誤りや、ネットワーク機器が動作していないことも考えられます。
WindowsSocketのエラーです。
接続先システムに対する通信環境を確認してください。
◆発生事例
クライアントでの資源受信、適用処理中において、「KZBY228 ソケットエラー rc=10049」エラーになっていたので調査したところ、一時的なネットワーク負荷で不安定な状態になっていたたと判断された事例があります。
資源配付サーバがサービスを受け付けできません。
資源配付サーバのレベルを確認してください。古いシステムの場合、資源配付クライアントの要求を受け付けることができません。
指定した資源が資源配付サーバにありません。
資源配付サーバの設定環境に異常がないか、確認してください。
資源配付サーバがサービスを受け付けできません。
資源配付サーバの環境を確認してください。
資源配付サーバのファイルアクセス中にI/Oエラーが発生しました。
資源配付サーバのメッセージを確認して対処してください。
資源配付サーバが一時的に使用できません。
しばらくしてから再度実行してください。
資源配付サーバのファイル容量が不足しています。
資源配付サーバのメッセージを確認して対処してください。
資源配付サーバのファイルに異常が発生しています。
資源配付サーバのメッセージを確認して対処してください。
資源配付サーバがエラーを検出した場合に出力します。rcはサーバのエラーコードです。
サーバのイベントログを確認してください。
ユーザ事例
サーバのDRMSがエラーを検出した場合に出力します。
サーバのイベントログを確認してください。
発生事例
資源配付サーバが二重に登録を依頼されました。
同じ資源グループに同時に登録しようとしています。どちらか一方から登録してください。
資源配付サーバに異常が発生しています。
資源配付サーバのメッセージを確認して対処してください。
ダウンロードサービスエラーです。
サーバのエラーメッセージを確認してください。
指定した利用者にはオンライン配付を受ける資格がありません。
配付対象クライアントにオンライン配付を受ける資格を与えてください。
オンライン配付を受ける資格は、接続先のノードのDRMS編集ファイル(drms.datファイル)に、syscheckオプションで指定します。以下にsyscheckオプションの指定値ごとの対処方法を示します。
当該クライアントがダウンロード対象のクライアントである場合には、以下のどれか方法で対処後にダウンロードを行ってください。
syscheckオプションに“NO”を指定する。ただし、この場合には接続先サーバ上にシステム名がIPアドレスのクライアントが自動定義されることになります。
資源配付クライアントのセットアップ機能で、「コンピュータ名運用」のチェックを有効にします。
接続先サーバでは、事前にクライアントの定義が実行されている必要があります。クライアントのシステム定義を実行後にダウンロードを行ってください。
syscheckオプションの省略値は“YES, AUTO”なので、DRMS編集ファイル(drms.datファイル)をインストール後に何も変更しなかった場合には、サーバ側でIPアドレスの登録(名前解決可能か)のチェックが実施されます。
上記の場合にも、クライアントと部門管理サーバ/業務サーバが同一セグメント上に存在する場合には、NetBIOSのブロードキャストにより名前解決が自動に行われるため、ダウンロード時にエラーは発生しないことがほとんどです。
ユーザ事例
“情報種別”が資源配付サーバに登録されていません。
“情報種別”に従って資源配付サーバにデータを登録してください。
“管理情報種別”が資源配付サーバの管理情報と違います。
“管理情報種別”に従って対処してください。
対処方法の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編”の“資源配付の管理情報で不整合が発生した場合の対処”の記述を参照してください。
◆ユーザ事例-1
資源配付の既存構成にクライアントを新たに一台追加した場合に“管理情報種別”が“GEN”の本メッセージが出力されることがあります。これはサーバに存在する資源が保有世代を超えたため、古い資源が削除され、この結果、最初の世代からのダウンロードが実施できないことから本メッセージが出力されます。
新たにクライアントを追加する場合は、マスタシステムまたはマスタシステムに相当するシステム(同一業務構成のクライアント)から、適用先ディレクトリ・資源配付の管理ファイル等をコピーしてください。なお、このときには、資源配付の管理ファイルに存在する以下のファイルは削除してください。
※ インベントリ情報を収集している場合は、以下のファイルも削除してください。
◆ユーザ事例-2
サーバに登録済の資源グループについて、クライアントから同じ資源グループ名を指定してデータ種別(バイナリ、テキストなど)が異なる資源をアップロードしようとした場合に、”管理資源種別”が”DAT”の本メッセージが出力されることがあります。これは、サーバに登録された資源グループ名については、同じ資源グループ名で異なるデータ種別で登録できない製品仕様が原因となって出力されております。
新たに資源グループをアップロードして登録する場合は、以下のどちらかを行ってください。
◆ユーザ事例-3(発生しやすい事例)
ダウンロードしようとしている版数の前の世代がサーバの管理ファイルからなくなっていたため、サーバ・クライアント間で世代管理情報が不一致となっています。サーバ側でDRMS管理ファイルの異常(844エラーメッセージ,EUNMATCH)が出力されます。
例として、サーバ上で設定されている保有世代オプションによって、既に古いGEN00005世代は削除されてしまっている環境に対して、クライアントからのダウンロード時にGEN00006世代をダウンロードしようとして世代管理情報が不一致となり、ダウンロードできない場合に、クライアントで本メッセージが出力されます。
サーバ側の古い世代が削除される原因としては、DRMS編集ファイル(drms.datファイル)のother_gennumオプションの設定値が扱う世代数よりも少ないことが考えられますので、設定値を見直してください。
以下に、2とおりの対処方法があります。
クライアントで、ダウンロードしようとした版数を既に適用済み世代としてクライアント側に定義します。世代不一致が解消し、サーバから次の版数のダウンロードができます。
サーバ側で一時的に、DRMS編集ファイル(drms.datファイル)に"gencheck=NO"を設定して、資源のダウンロードを成功させてください。
※ 注意
実際に資源配付されていない世代においては、資源配付を使用せず、手動にてクライアントへ適用させるようにしてください。
資源配付サーバが動作していません。
資源配付サーバを動作させてください。
資源配付サーバに登録可能な資源グループ数を超えました。
不要な資源グループを削除して再度登録してください。
登録済みの世代に再度登録しようとしています。
設定した世代識別名が間違っていないか確認してください。
クライアントからサーバにコネクション確立するときに、DRMSのプロトコルデータとしてASSOCデータで、接続可否を判断します。このときに、サーバ側でASSOCデータを受信して処理中に何らかの問題があったため、サーバからクライアントへエラーを返しています。
0xXXに該当するエラーコードとして、以下のものがあります。
[コード一覧]
0x01 |
ユーザID不当 |
0x02 |
パスワード不当 |
0x03 |
パスワード期限切れ |
0x04 |
グループ不当 |
0x99 |
上記以外のエラー(メモリ不足、ファイルI/O失敗といった関数エラーが考えられます) |
クライアント側のセットアップ機能で指定したユーザID/パスワードがサーバで有効であるか再確認し、正しい値を設定してください。
一時的なエラーの可能性もありますので、リトライ操作を実施して問題が発生するか確認してください。
サーバからエラーが通知されました。rcはエラーの理由コードです。
システム管理者にエラーコードを連絡してください。
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