Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 - |
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第1章 コマンドリファレンス | > 1.2 コマンド |
本コマンドは、自システムおよび下位システムの接続構成を上位システムに通知し、情報を保存します。下位システムで接続構成登録/削除コマンドを実行すると、接続している上位システムは、その接続構成をファイルに保存します。また、接続情報を表示します。
必要時接続では、データ発生がない限り接続を行わないため、システム監視エージェントが起動するまでは、上位システムに対して接続構成を通知する手段がありません。そのため、上位システムのシステム監視エージェントは、下位システムの接続構成をあらかじめファイルに保存し、起動時にそのファイルを読み込むことで下位システムの接続構成を獲得しています。
必要時接続の下位システムを新規に接続する(ファイルに登録されていないシステムの接続)と、接続構成保存ファイルに保存します。一度、何らかの理由で接続すれば、上位システムはその接続構成を覚えることができます。
接続構成の変更や運用中止のとき、保存していた接続構成情報を削除するコマンドも同時に提供します。下位システムで実行して上位システムに削除させることもできますし、上位システムで実行して特定の下位システムに関する情報を削除することもできます。接続構成の登録、削除、表示は、同一のコマンドでオプションを変更して行います。
不当なオプションや複数のオプションを指定したり、オプションの指定がない場合には、以下のエラーメッセージを表示し、コマンドは終了します。
【Windows版】
Usage : opaconstat -a [hostname]| -d | -D [hostname] | -o
【UNIX版】
UX:opaconstat: エラー: 404: オプションが不適当です UX:opaconstat: 情報: 590: 形式: opaconstat -a [hostname]|-d|-D [hostname]|-o
opaconstat |
-a [hostname]|-d|-D [hostname]|-o |
本オプションは運用管理サーバ上でだけで有効です。
【Windows版】
システム名の前には、必要時接続であることを示す文字列“PART”が表示されます。
【UNIX版】
各システム名の間に接続向きを示す矢印と、必要時接続であることを示す文字列“PART”、または、常時接続であることを示す文字列“FULL”が表示されます。
表:イベント監視用コマンド
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.dm\bin |
Solaris |
/opt/systemwalker/bin |
常時接続の下位システムおよびその配下のシステムは、接続構成を保存しません。したがって、上位システムへの接続方法が常時接続の場合は、接続構成登録コマンド(-a オプション)を実行しても、上位システムへは何も通知されません。
自システムが必要時接続で運用を開始するので、監視システム(上位システム)の接続構成に自システムの追加を通知します。
opaconstat -a
自システムが運用を中止するので、監視システム(上位システム)の接続構成に自システムの削除を通知します。
opaconstat -d
被監視システム(例:systemC)の運用を中止しましたが、監視システム(上位システム)に接続構成の削除を通知しなかったので、監視システム上でsystemCの接続構成の削除を実行します。
opaconstat -D systemC
すべての接続構成を大幅に変更したので、監視システム上で今までの接続構成の情報を一掃します。
opaconstat -D
接続情報を表示します。
opaconstat -o
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