Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition説明書 - Solaris(TM) オペレーティングシステム -
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第5章 IDカードセキュリティの設定> 5.1 マネージャ起動条件記述ファイル

5.1.1 操作判定情報

マネージャ起動条件記述ファイルの作成については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。ここでは、Global Enterprise Editionで指定する判定情報について説明します。

ck_hard:
[ハード監視制御]ウィンドウからの操作時に、操作保護を実施するかを指定します。操作保護チェックを実施する場合は、“y”を指定します。操作保護を実施しない場合は、“n”(省略値)を指定します。

[ハード監視制御]ウィンドウで、実施される操作保護については“IDカードセキュリティの対象となる操作の設定”を参照してください。

ck_other:
[Systemwalkerコンソール]での操作に対する操作保護を実施するかを指定します。ここで対象となる操作は、操作保護の対象となっている操作に限られます。操作保護を実施する場合は、“y”を指定します。操作保護を実施しない場合は、“n”(省略値)を指定します。

対象となる操作については“IDカードセキュリティの対象となる操作の設定”を参照してください。


IDカードセキュリティを使用した運用を行わない場合

今後、IDカードセキュリティを使用した運用を行わない場合は、以下の定義をマネージャ起動条件ファイルに設定してください。
  1. マネージャ起動条件記述ファイルの操作判定情報のck_hard ,ck_other を”n” に設定する。
    ・
    ・
    ck_hard=n
    ck_other=n
    ・
    ・
  2. /opt/FJSVsidcd/bin/idmanager コマンドで、マネージャ起動条件記述ファイルからマネージャ起動記述ファイルを作成します。
  3. Systemwalker Centric Managerを再起動する。
IDカードセキュリティ・マネージャの運用を停止する場合は、必ずidcrmvwdコマンドを使用しIDカードセキュリティ・エージェントの運用の停止を行ってください。

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