Systemwalker Centric Manager 部門管理サーバ クラスタ適用ガイド Windows編 - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第5章 サービスの設定 | > 5.1 フェールオーバの設定 |
監視するプロセスを変更する場合の設定方法について説明します。
プロセス監視機能は、プロセス監視の定義ファイルを編集することで、監視対象のプロセスを選択します。また、選択したプロセスごとに、フェールオーバ時の動作を設定することができます。
プロセス監視機能をカスタマイズする場合、プロセス監視機能が停止している必要があります。
プロセス監視機能が起動している場合、Systemwalker Centric Managerを停止します。停止手順については、“クラスタシステム上の部門管理サーバを停止する”を参照してください。
プロセス監視機能は、以下のファイルを編集することで監視対象を選択します。
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcmtool\pmon\etc\mppmon.usr |
定義ファイルの内容を以下に示します。定義ファイルには、プロセス監視機能の動作環境のデフォルト値が設定されています。必要に応じて、設定値を変更してください。
[BASE] |
監視対象の定義ファイルの詳細について以下に示します。
[機能区分] |
機能区分と機能、機能に属するプロセスについては、“プロセス一覧”を参照してください。
定義を変更する場合、機能区分と機能については変更せず、監視動作の値だけを変更してください。
アプリケーション管理機能の"Mpapagt"を監視対象から外す場合の例を以下に示します。
[変更前]
[FS3] |
[変更後]
[FS3] |
インストールされていない機能、または起動を無効にしている機能に対して、監視を行う設定(監視動作1または2)にしても、監視は行われません。
また、部門管理サーバでクラスタ運用できる機能は、ネットワーク管理、NTC、性能監視、および資源配付だけです。そのほかの機能にフェールオーバの設定をしても部門管理サーバでは動作しません。
部門管理サーバでクラスタ運用できる機能については、“フェールオーバの設定値一覧”を参照してください。
Systemwalker Centric Managerを起動します。
起動手順については、“クラスタシステム上の部門管理サーバを起動する”を参照してください。
プロセス監視機能のカスタマイズで、0(監視対象外)、1(監視し、異常時通知だけ)を指定しても、そのサービスがクラスタサービスのリソースとして登録されている場合、そのサービスが停止すると、フェールオーバが発生します。
停止してもフェールオーバを行いたくないサービスがある場合は、クラスタサービスの抑止を行ってください。クラスタサービスの抑止を行ったサービスのプロセスは、自動的にプロセス監視の対象外となります。
クラスタサービスの抑止方法は、“サービスの起動を抑止する”を参照してください。
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