Systemwalker Operation Manager 導入手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 - |
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第1章 Systemwalker Operation Managerを導入する | > 1.4 UNIXへインストールする |
インストール手順を以下の2つにわけて示します。
Solaris 7/8/9/10(Global Zone)、HP-UX、AIX、Linux/Linux for Itaniumへのインストール手順を説明します。コマンドラインおよび画面はSolaris 版の例で説明しています。
Systemwalker Operation Managerをインストールするコンピュータのコンソール上で、スーパーユーザでログインします。
必要なファイルシステムをマウントします。以下に例を示します。
# mount -F ufs /dev/dsk/c?t?d?s? /マウントポイント(注) または |
注)OSおよびマシン環境によってコマンドが異なります。コマンドの詳細は、各OSのマニュアルを参照してください。
Systemwalker Operation ManagerのCD-ROMを装置にセットします。ボリューム管理デーモンを使用していない場合、CD-ROMをマウントします。CD-ROM装置のデバイス名は、環境によって異なる場合がありますので事前に確認してください。
マウント例を以下に示します。
# /usr/sbin/mount -F hsfs -o ro /dev/〜 /cdrom 【RETURN】 |
備考.デバイス名(/dev/〜 )は、システムによって異なる場合があります。 CD-ROMのマウントポイント(/cdromまたは/mnt/cdrom)がない場合はあらかじめ作成してください。 また、OSおよびマシン環境によってコマンドが異なります。 Solaris版 :/usr/sbin/mount -F hsfs -o ro /dev/〜 /cdrom HP版 :/usr/sbin/pfs_mount -t rrip -x unix /dev/〜 /cdrom AIX版 :/usr/sbin/mount -r -v "cdrfs" /dev/〜 /cdrom Linux版/Linux for Itanium版 :/bin/mount -t iso9660 -r /dev/〜 /mnt/cdrom
Systemwalker Operation Managerのインストールコマンドを実行します。以下に例を示します。
# /CD-ROMマウントポイント/unx/swsetup【RETURN】 |
コマンドを実行すると以下の例に示す画面が表示されますので、リターンキーを入力してください。
以下の例に示す画面が表示されますので、インストール先ディレクトリを変更する場合は“y”、変更しない場合は“n”またはリターンキーを入力してください。
備考1. アップグレードインストールまたは再インストールの場合は、この画面は表示されません。
備考2. Linux版/Linux for Itanium版の場合は、設定は変更できません。 「上記の設定を変更しますか」の位置に“上記のディレクトリに インストールを行います。”のメッセージが表示されます。
インストール先ディレクトリの確認画面で“y”を入力した場合は、以下の画面が表示されますので、インストール先ディレクトリを半角英数字で指定してください。
備考1. アップグレードインストールまたは再インストールの場合は、この画面は表示されません。
備考2. Linux版/Linux for Itanium版の場合は、この画面は表示されません。
インストール先ディレクトリを指定した場合は、以下の画面が表示されます。インストール先ディレクトリを再び変更する場合は“y”、変更しない場合は“n”またはリターンキーを入力してください。
備考1. アップグレードインストールまたは再インストールの場合は、この画面は表示されません。
備考2. Linux版/Linux for Itanium版の場合は、この画面は表示されません。
入力がすべて完了すると、設定内容を確認するための以下の画面が表示されます。設定内容に問題がなければ、“y”を入力してください。
インストールが正常に完了すると、以下の画面が表示されますので、リターンキーを入力してください。
これで、インストール作業は完了です。
AIX版の場合は、/etc/rc.shutdownファイルに以下の行を定義してください。
/opt/systemwalker/bin/poperationmgr -s |
この定義を行わない場合、Systemwalker Operation Managerが正常に停止できないことがあります。また、OS再起動時などにSystemwalker Operation Managerが正常に起動できなくなり、運用に支障が生じる場合があります。なお、OSを再起動する場合は、rebootコマンドを使用せず、shutdownコマンドを使用してください。
Systemwalker Operation Managerを使用する場合は、以下のコマンドを入力し、システムを再起動してください。
# cd /【RETURN】 |
注)OSによって以下のコマンドとなります。 Solaris版 :/usr/sbin/shutdown -y -i6 -g0 HP版 :/usr/sbin/shutdown -y -r now AIX版 :/usr/sbin/shutdown -r now Linux版/Linux for Itanium版 :/sbin/shutdown -r now
Solaris 10(Non-global Zone)へのインストール手順を説明します。
Global Zoneへログインし、管理者(root)ユーザになります。
Systemwalker Operation ManagerのCD-ROMを装置にセットします。ボリューム管理デーモンを使用していない場合、CD-ROMをマウントします。CD-ROM装置のデバイス名は、環境によって異なる場合がありますので事前に確認してください。マウント例を以下に示します。
# mount -F hsfs /dev/dsk/<デバイス名> <マウント先ディレクトリ> |
コピー先は“/PKG”とします。
# cp -rfp <CD-ROMマウントポイント>/* /PKG |
インストールするNon-global Zoneを作成します。すでにZoneの構築が完了している場合は、本手順は不要です。
Zoneの作成方法はSolarisのマニュアルを参照してください。
4)で作成した(またはすでに作成済みの)Non-global Zoneを以下のコマンドで停止します。インストール対象のNon-global Zoneの名称は“SWZONE”とします。
# /usr/sbin/zoneadm -z SWZONE halt |
以下のコマンドにより、Non-global Zoneからも3)でコピーしたCD-ROMの内容を参照できるようにします。
# zonecfg -z SWZONE |
この設定により、次回、Non-global Zoneの起動時より、Global ZoneでコピーしたCD-ROMの内容が、Non-global Zoneの/SWPKGディレクトリから、読み込み専用ファイルシステムとして参照することが可能になります。
6)で設定したNon-global Zoneで参照できるディレクトリから、Global Zoneと同じようにインストールを行います。
# /SWPKG/unx/swsetup【RETURN】 |
以降の手順は、前項の“Solaris 7/8/9/10のGlobal Zoneへのインストール手順”の4)からと同じです。
なお、何らかの理由でNon-global ZoneからGlobal Zoneのディレクトリを参照する必要がなくなった場合は、以下のコマンドにより、設定を解除することができます。この場合も、Non-global Zoneを停止した後に作業を行ってください。
# zonecfg -z SWZONE |
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