Systemwalker Operation Manager 解説書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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第3章 動作環境

3.1 ハードウェア資源

Systemwalker Operation Managerの導入時および運用時に必要なハードウェア資源について説明します。

■導入時に必要なハードウェア資

Systemwalker Operation Managerを導入するために必要なハードウェア資源について説明します。

◆ディスク容量

Systemwalker Operation Managerを導入するために必要なディスク容量を下表に示します。

Windowsのインストール先ディスクを“システムディスク”、Systemwalker Operation Managerのインストール先ディスクを“インストールディスク”と表記しています。

【Windows版】

追加機能の選択状態

使用領域

サーバ

クライアント

Windows x64

Windows x64以外

追加機能を未選択時(デフォルトインストール時)

システムディスク

5MB以上

5MB以上

5MB以上

インストールディスク

85MB以上

60MB以上

60MB以上

合計

90MB以上

65MB以上

65MB以上

追加機能をすべて選択した時

システムディスク

10MB以上

10MB以上

10MB以上

インストールディスク

120MB以上

80MB以上

80MB以上

合計

130MB以上

90MB以上

90MB以上

【Windows for Itanium版】

追加機能の選択状態

使用領域

サーバ

クライアント

Windows x64

Windows x64以外

追加機能を未選択時(デフォルトインストール時)

システムディスク

5MB以上

5MB以上

5MB以上

インストールディスク

85MB以上

60MB以上

60MB以上

合計

90MB以上

65MB以上

65MB以上

追加機能をすべて選択した時

システムディスク

10MB以上

10MB以上

10MB以上

インストールディスク

120MB以上

80MB以上

80MB以上

合計

130MB以上

90MB以上

90MB以上

【Solaris版】

追加機能の選択状態

使用領域

サーバ

クライアント

Windows x64

Windows x64以外

追加機能をすべて選択した時

/(root)

1MB以上

/opt

75MB以上

/etc

1MB以上

/var

3MB以上

システムディスク

10MB以上

10MB以上

インストールディスク

80MB以上

80MB以上

合計

80MB以上

90MB以上

90MB以上

【Linux版】

追加機能の選択状態

使用領域

サーバ

クライアント

Windows x64

Windows x64以外

追加機能をすべて選択した時

/opt

36MB以上

/etc

1MB以上

/var

8MB以上

システムディスク

10MB以上

10MB以上

インストールディスク

80MB以上

80MB以上

合計

45MB以上

90MB以上

90MB以上

【Linux for Itanium版】

追加機能の選択状態

使用領域

サーバ

クライアント

Windows x64

Windows x64以外

追加機能をすべて選択した時

/opt

70MB以上

/etc

1MB以上

/var

8MB以上

システムディスク

10MB以上

10MB以上

インストールディスク

80MB以上

80MB以上

合計

79MB以上

90MB以上

90MB以上

■運用時に必要なハードウェア資

Systemwalker Operation Managerを運用するためには、“導入時に必要なハードウェア資源”以外にも以下の見積もりが必要です。

◆メモリ使用

Systemwalker Operation Managerを運用するために必要なメモリ使用量を下表に示します。

【Windows版】

サーバ

クライアント

Windows x64

Windows x64以外

60MB以上

50MB以上

40MB以上

【Windows for Itanium版】

サーバ

クライアント

Windows x64

Windows x64以外

150MB以上

50MB以上

40MB以上

【Solaris版】

サーバ

クライアント

Windows x64

Windows x64以外

50MB以上

50MB以上

40MB以上

【Linux版】

サーバ

クライアント

Windows x64

Windows x64以外

30MB以上

50MB以上

40MB以上

【Linux for Itanium版】

サーバ

クライアント

Windows x64

Windows x64以外

50MB以上

50MB以上

40MB以上

◆運用形態に応じたサーバ側ディスク容

Systemwalker Operation Managerを運用するためには、運用規模に応じて以下のディスク容量が必要です。下表により、運用に必要な容量をあらかじめ見積もっておき、インストール時には余裕を持たせたディスクの空き容量を確保してください。

◇ カレンダ

運用に必要なファイル

必要なディスク容量(バイト)

カレンダファイル

カレンダ数×14K+94K

電源制御ファイル

5K

ログファイル

2M×2

◇ サービス・アプリケーション起動

運用に必要なファイル

必要なディスク容量(バイト)

情報ファイル

2K

注)UNIXの場合、サービス起動は利用できません。
◇ ジョブスケジューラ

運用に必要なファイル

必要なディスク容量(バイト)

基本容量【UNIX版】

13M

スケジュール情報
ファイル

(512×プロジェクト数)×2+
(4000×全ジョブネット数+1000×全ジョブ数)×2(注)

ログファイル

ジョブスケジューラ起動パラメタに
設定する値(1M〜99M)×3

ジョブネット履歴
ファイル

4000×日変わり時刻から24時間内に
実行されるジョブネット数

ジョブごとの標準出力、
エラー出力ファイル

登録した各ジョブが出力する標準出力、
エラー出力容量の総計

注)グループを運用する場合、(1200×全グループ数+6000×グループに属している全
ジョブネット数)×2を追加します。
備考. ジョブネットが階層化されている場合、子ジョブネットは、親ジョブネットに
ジョブとして登録されるため、ジョブネットのカウントだけでなくジョブとしてのカウントも必要です。
◇ ジョブ実行制御

運用に必要なファイル

必要なディスク容量(バイト)

基本容量【Windows版】

14M

基本容量【UNIX版】

1M

スプール

256B×q+n×(4K+j+o+e)
q:キューの数
n:システムに同時に存在し得るジョブ(実行待ち・実行保留・
実行中・出力保留状態のジョブ総数)の最大数
j:ジョブファイルの大きさ
o:標準出力ファイルの大きさ
e:標準エラー出力ファイルの大きさ

トレースファイル
【Windows版】(注)

500K×202

トレースファイル
【UNIX版】(注)

5M×2×12

注)トレースファイルは、求められたディスク容量でトレース情報をサイクリックに
管理します。
備考. ログファイル、稼働実績情報ファイルを採取する場合は、それらの容量が必要です。
見積もり方法は、“Systemwalker Operation Manager 導入手引書"を参照してください。
◇ イベント監視【Windows版】

運用に必要なファイル

必要なディスク容量(バイト)

定義ファイル

定義イベント行×2K(注)

注)複雑な定義や長いパラメタを指定する場合、上記容量を超える場合があります。
その場合は、さらに2倍で見積もってください。
◇ 業務連携

運用に必要なファイル

必要なディスク容量(バイト)

トレースファイル
【Windows版】

6.2MB

トレースファイル
【UNIX版】

5.0MB

ホスト情報定義ファイル

350×登録ホスト数

パスワード管理簿ファイル

200×登録ユーザ数

◇ Systemwalkerログ情報

運用に必要なファイル

必要なディスク容量(バイト)

ログファイル格納領域
【Windows版】

サーバ   : 190.0MB以上(最大380.0MB)
クライアント:  1.0MB以上(最大 2.0MB)

ログファイル格納領域
【UNIX版】

サーバ   :  5.0MB以上(最大 10.0MB)

備考.Systemwalker Operation Managerが出力するログファイルの格納領域です。

[EE/GEE]

◇ スケジュール分散【UNIX版】
  管理サーバ

運用に必要なファイル

必要なディスク容量(バイト)

基本容量

(4000×配付されるジョブネット数
+ 1000×ジョブ数) × 2 (注4)

スケジュール分散状況
ファイル(注1)

(100+スケジュールサーバ数×200)×スケジュール実績数(注5)
+ 40×スケジュール実績数 (注5)

持ち越し制御情報
ファイル(注2)

(260×持ち越しジョブネット数×2)
+ (42×当日未適用ジョブネット数)

トレースファイル
(注3)

(30MB×サブシステム数)+30MB

  スケジュールサーバ

運用に必要なファイル

必要なディスク容量(バイト)

基本容量

(4000×配付されるジョブネット数
+ 1000×ジョブ数) × 2 (注4)

スケジュール分散状況
ファイル(注1)

40×スケジュール実績数 (注5)

持ち越し制御情報
ファイル(注2)

(260×持ち越しジョブネット数×2)
+ (42×当日未適用ジョブネット数)

トレースファイル
(注3)

(30MB×サブシステム数)+30MB

注1)スケジュール分散状況ファイルとは、スケジュール情報の分散状況を格納した
ファイルで、以下のファイルのことです。
・スケジュール分散のデータベースディレクトリ配下の“stemmanager.db”および“start_end.log”
注2)持ち越し制御情報ファイルとは、持ち越しジョブネットなどの情報を格納した
ファイルで、以下のファイルのことです。
・スケジュール分散のデータベースディレクトリ配下の“carry_st.lst”、“carry.lst”、“運用日(yyyymmdd).dat”
注3)トレースファイルは、求められたディスク容量でトレース情報をサイクリックに管理します。
注4)グループを運用する場合は、以下を追加します。
(1200×全グループ数+6000×グループに属している全ジョブネット数)× 2
注5)スケジュール実績数とは、以下の日数のことです。
・スケジュール状況管理日数 + 未来スケジュールの日数
未来スケジュールの日数とは、当日より前にスケジュールを登録しておく日数です。

サーバの電源制御に必要なハードウェ

サーバの電源制御を行う場合には、電源制御装置と、それに対応したソフトウェアが必要です。対象OSがWindows、SolarisおよびLinuxの場合のみ利用できます。Linux for Itanium版およびWindows for Itanium版の場合は、電源制御機能は使用できません。

なお、シャットダウン、リブートのみの運用の場合は電源制御装置と対応するソフトウェアは不要です。

[サーバの電源制御に必要なハードウェアとソフトウェア]

対象サーバのOS

提供元

電源制御装置/UPS

ソフトウェア

Windows(R)

富士通

電源制御ボックス

Power MANagement for Windows(R) V2.1(注3)

Windows(R)

APC
(富士通OEM)

SmartUPS、および以下のいずれかのSmartUPS用ネットワークアダプタ
- Web/SNMP Management Card(AP9606)(注1)
- Network Management Card EX(AP9617)(注1)

PowerChute(R) plus V5.2
PowerChute(R) Business Edition Version 7.0

Windows(R)

富士電機
(富士通OEM)

UPS NetpowerProtectシリーズ、およびそれに対応しているインタフェースカード(注2)

NetpowerView F

Solaris

富士通

電源制御ボックス4

電源制御オプションPMAN/L

Windows
Solaris
Linux

その他“Systemwalker Enabled”で認定された電源制御装置、およびそれに対応しているインタフェースカード(注2)

“Systemwalker Enabled”で認定された電源制御装置に対応する電源制御ソフトウェア

注1) クライアントからサーバを起動しない場合は、Web/SNMP Management Card(AP9606)、または Network Management Card EX(AP9617)は必要ありません。
注2) クライアントから制御することなく、サーバ単体で電源制御を行う場合は、インタフェースカードは必要ありません。
注3) Power MANagement for Windows(R)の「Wakeup on LAN」連携機能は使用しないでください。

使用するソフトウェアと、クライアント/サーバの種別により、インストールするソフトウェアが異なる場合があります。以下にその対応を説明します。

使用ソフトウェア

サーバ/クライアントの種別

インストールするソフトウェア

Power MANagement for Windows(R) V2.1(注1)

サーバ

Power MANagement for Windows(R)のエージェント、および、
Power MANagement for Windows(R)の連携ソフトウェア(注2)

クライアント

Power MANagement for Windows(R)のコンソール、および、
Power MANagement for Windows(R)の連携ソフトウェア(注2)

PowerChute(R) plus V5.2

サーバ

V3.2版のUPSSLEEP.EXE(注3)
(PowerChute(R) plus V5.2に添付)

PowerChute(R) Business Edition Version 7.0

サーバ

v7.0版のUPSSLEEP.EXE(注3)
(PowerChute(R) Business Edition Version 7.0に添付)

電源制御オプションPMAN/L(注1)

クライアント

電源制御オプション パソコン用クライアント機能(注2)

備考. サーバ単体でスケジュールによる電源制御のみを行う場合は、クライアントの設定は必要ありません。
注1) Power MANagement for WindowsまたはPMAN/Lで、キーワードの設定をしないでください。
注2) 電源制御ソフトウェアのインストールディスク内のAPLDLLディレクトリ配下にあるSetupを実行します。
注3) UPSSLEEP.EXEがインストールされたディレクトリに、システム環境のパスを設定してください。

“Systemwalker Enabled”で認定された製品に対応する電源制御ソフトウェアについては、ソフトウェアの種類によって、一部利用できない機能があります。また、利用にあたり、注意が必要なものもあります。詳細は、Systemwalkerホームページ、各ソフトウェアのマニュアルまたは取り扱い説明書を参照してください。

■イベント監視に必要なハードウェア【Windows版

ポケットベル通知を行うためには、以下のハードウェアが必要です。

音声による通知を行うためには、以下のハードウェアが必要です。

注) 機種によりオーディオカードを搭載できない場合があります。

■業務連携に必要なハードウェ

業務連携の各機能を使うためには、以下のハードウェアが必要です。

■Job Designer使用時に必要なハードウェ

Job Designerを使用するためには、以下のハードウェアが必要です。


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