Systemwalker Operation Manager スケジュール分散機能説明書 - Solaris(TM) オペレーティングシステム - - Linux/Linux for Itanium(R) - - HP-UX -
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第3章 運用方法> 3.1 運用日ごとにスケジュール情報を管理する運用> 3.1.1 マスタ情報の定義

3.1.1.4 ジョブネットの個別投入

スケジュール情報作成後にマスタプロジェクトにジョブネットが追加された場合に、ジョブネット単位で運用日管理プロジェクトに投入することが可能です。投入されたジョブネットは持ち越し制御の対象として扱うことが可能です。

すでに作成済みの運用日管理プロジェクトへマスタプロジェクトからジョブネットを個別に投入(抽出・登録)するには、stemschnet ジョブネット投入コマンドを実行します。コマンドの詳細は、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”の“stemschnet ジョブネット投入コマンド”を参照してください。

ジョブネットの投入に失敗しても、[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウ、または[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウでのスケジュールの状況は、変わりません。

■前提条件

ジョブネットを個別に投入する場合の前提条件について説明します。

投入先サーバの
スケジュール状況

過去

当日

未来

正常

×

異常

×

×

×

実行中

×

×

×

なし

×

×(注)

×(注)

取消失敗

×

×

×

持越対処待ち

×

異常対処待ち

×

適用待機

×

未実行

×

×

×

 ◎:適用する(起動日を設定して、ジョブネットを投入します)
 ○:適用しない(起動日を設定しないで、ジョブネットを投入します)
 ×:エラー
 −:存在しない
注)再スケジュール操作でのジョブネット投入が可能です。

マスタ情報のジョブネットおよびジョブが無効/停止操作されていても、ジョブネットおよびジョブの状態は引き継がれません。ジョブネット投入後のジョブネットおよびジョブの状態は“実行待ち”になります。

ジョブネット投入時にマスタ情報の状態を保持させたい場合は、以下の手順を実施してください。

■持ち越し制御について

ジョブネットを個別に投入する場合の持ち越し制御について説明します。

当日のスケジュールにジョブネットを投入する場合と未来のスケジュールにジョブネットを投入する場合で、ジョブネットの持ち越し制御が異なります。

◆当日のスケジュールにジョブネットを投入する場合

◆未来のスケジュールにジョブネットを投入する場合


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