Symfoware Server WebDBtoolsユーザーズガイド - FUJITSU -
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第2部 使用手引き編> 第6章 データベース連携> 6.6 拡張タグ使用例

6.6.8 データ更新:データ削除

■処理の内容

データベースに登録されているデータを削除します。

■サンプルプログラム

delete.html
・・・
<!DO "SELECT 名称 FROM WL_SCHEMA.保養所" RESULT=rslt>   (1)
<!FOREACH rslt t>
    <!SETVAR uname 'URLencode(t{名称})'>
    <A HREF="$SYSTEM::FMTR?WIT_html=delete_fmt1.html&Name=$uname">
    <!HREPLACE 't{名称}'></A><BR>
<!/FOREACH>                                             (2)
・・・

(1) 削除データを選択するためのデータベースの全件検索
削除したいデータを選択するために、データベースを全件検索します。
(2) 検索結果の表示および削除データの選択
検索した結果の名称を表示します。名称はすべてURLに変換され、“uname”に格納されます。削除対象の名称を選択すると“uname”を“Name”に代入しdelete_fmt1.html に引き継ぎます。

delete_fmt1.html
・・・
<!DO "SELECT 名称,地域,所在地,電話番号,部屋数,宿泊料金,交通
          FROM WL_SCHEMA.保養所 WHERE 名称 LIKE '$QUERY::Name'" RESULT=rslt>  (3)
<FORM ACTION="$SYSTEM::FMTR" METHOD="POST">
<TABLE BORDER=0>
    <TR>
        <TD>名称</TD><TD>:</TD>
        <TD><!HREPLACE 'rslt[0]{名称}'></TD>
    </TR>
    <TR>
        <TD>地域</TD><TD>:</TD>
        <TD><!HREPLACE 'rslt[0]{地域}'></TD>
    </TR>
    <TR>
        <TD>所在地</TD><TD>:</TD>
        <TD><!HREPLACE 'rslt[0]{所在地}'></TD>
    </TR>
    <TR>
        <TD>電話番号</TD><TD>:</TD>
        <TD><!HREPLACE 'rslt[0]{電話番号}'></TD>
    </TR>
    <TR>
        <TD>部屋数</TD><TD>:</TD>
        <TD><!HREPLACE 'rslt[0]{部屋数}'></TD>
    </TR>
    <TR>
        <TD>宿泊料金</TD><TD>:</TD>
        <TD><!HREPLACE 'rslt[0]{宿泊料金}'> 円</TD>
    </TR>
    <TR>
        <TD>交通</TD><TD>:</TD>
        <TD><!HREPLACE 'rslt[0]{交通}'></TD>
    </TR>
</TABLE>
<INPUT TYPE="HIDDEN" NAME="WIT_html" VALUE="delete_fmt2.html">
<INPUT TYPE="HIDDEN" NAME="Name" VALUE="$QUERY::Name">
<INPUT TYPE="SUBMIT" VALUE="削除">
</FORM>                                                                          (4)
・・・

(3) 削除対象のデータの検索
delete.html から引き継いだ“Name”を基に、削除対象のデータをデータベースから検索します。
(4) 削除データの確認
表示されたデータを確認し、[削除]ボタンをクリックします。[削除]ボタンをクリックすることで、処理と“Name”をdelete_fmt2.html に引き継ぎます。

delete_fmt2.html
・・・
<!DO "DELETE FROM WL_SCHEMA.保養所 WHERE 名称 LIKE '$QUERY::Name'">          (5)
<!DO "SELECT 名称,地域,所在地,電話番号,部屋数,宿泊料金,交通
          FROM WL_SCHEMA.保養所" RESULT=rslt>                              (6)
<TABLE BORDER=1>
    <TR>
        <TD>名称</TD>
        <TD>地域</TD>
        <TD>所在地</TD>
        <TD>電話番号</TD>
        <TD>部屋数</TD>
        <TD>宿泊料金</TD>
        <TD>交通</TD>
    </TR>
    <!FOREACH rslt t>
        <TR>
            <TD><!HREPLACE 't{名称}'></TD>
            <TD><!HREPLACE 't{地域}'></TD>
            <TD><!HREPLACE 't{所在地}'></TD>
            <TD><!HREPLACE 't{電話番号}'></TD>
            <TD><!HREPLACE 't{部屋数}'></TD>
            <TD><!HREPLACE 't{宿泊料金}'></TD>
            <TD><!HREPLACE 't{交通}'></TD>
        </TR>
    <!/FOREACH>
</TABLE>                                                          (7)
・・・

(5) データの削除
delete_fmt1.htmlから引き継いだ“Name”を基にデータベース検索し、対象データを削除します。
(6) 削除後のデータベースの全件検索
削除したデータが削除されているかを確認するために、データベースの内容を全件検索します。
(7) 検索結果の表示
データベースを全件検索した結果を、すべて表示します。

■解説

delete.html でデータベースの内容をすべて表示し、削除するデータを選択します。選択したデータの一部をキーとして、delete_fmt1.html に引き継ぎます。
delete_fmt1.html では、dalete.html から引き継いだキーを基にデータベースを検索し、内容を表示して削除データを確認します。確認されたデータを削除するために、delete_fmt2.html へキーと処理を引き継ぎます。
delete_fmt2.html では、delete_fmt1.html から引き継いだキーを基に対象となるデータを削除し、確認のためにデータベースの情報をすべて表示します。


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