| Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編) - FUJITSU - | 
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| 第3章 アプリケーションの作成 | > 3.1 SQL埋込みCプログラムの作成方法 | 
ここでは、DECIMAL型およびNUMERIC型で宣言したホスト変数のデータ形式について説明します。
DECIMAL型のホスト変数を宣言すると、翻訳時にchar型の配列に変換します。Cプログラムでは、変換されたchar型の変数でデータ操作を行います。以下に、DECIMAL型ホスト変数をchar型の配列に変換した例を示します。
例
DECIMAL型ホスト変数をchar型の配列に変換した例
アプリケーション中に以下のように宣言します。 DECIMAL(15,5) dec1; ↓翻訳時にchar型の配列に変換します。 char dec1[8];DECIMAL型のホスト変数を使用する場合、変換されたchar型領域のデータ形式は以下のようになります。

例
データ設定の例
| EXEC SQL BEGIN DECLARE SECTION; DECIMAL(5,2) D1; DECIMAL(6,2) D2; EXEC SQL END DECLARE SECTION; | 
精度:5、位取り:2のホスト変数 D1 に123.45を設定する場合

精度:5、位取り:2のホスト変数 D1 に12.34を設定する場合

精度:6、位取り:2のホスト変数 D2 に1234.56を設定する場合

備考. 精度が偶数の場合の先頭4ビットは、0になります。
NUMERIC型のホスト変数を宣言すると、翻訳時にchar型の配列に変換します。Cプログラムでは、変換されたchar型の変数でデータ操作を行います。以下に、NUMERIC型ホスト変数をchar型の配列に変換した例を示します。
例
NUMERIC型ホスト変数をchar型の配列に変換した例
アプリケーション中に以下のように宣言します。 NUMERIC(15,5) num1; ↓翻訳時にchar型の配列に変換します。 char num1[16];NUMERIC型のホスト変数を使用する場合、変換されたchar型領域のデータ形式は以下のようになります。

例
データ設定の例
精度:5、位取り:2のホスト変数 N1 に123.45を設定する場合
精度:5、位取り:2のホスト変数 N1 に12.34を設定する場合
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