FUJITSU Linkexpress Replication option説明書 |
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第3章 オープンサーバ間:Oracle抽出レプリケーション | > 3.3 レプリケーション運用のためのセットアップ | > 3.3.5 Linkexpress Replication optionのセットアップ |
Linkexpress Replication optionでは、一括差分複写を行うために、Oracleの差分データを抽出します。この時、差分データは、トリガを使用してOracleデータベースに蓄積されます。このデータベースをトランザクションログデータベースと呼びます。
トランザクションログデータベースは、あらかじめ利用者によってレプリケーションの運用前(起動前)に、作成しておく必要があります。作成は、Linkexpress Replication optionが提供するシェルスクリプトを実行することにより行います。
トランザクションログデータベースをチューニングする場合や、ユーザ名、表名を省略する場合には、シェルスクリプトのシェル変数を修正してください。以下にトランザクションログデータベースを作成するシェルスクリプトの概要を説明します。シェルスクリプトの詳細については、“付録F トランザクションログデータベースの作成”を参照してください。
格納場所
/opt/FSUNlnkre/ORACLE/SETUP/lxcrtdb.sh
シェルスクリプトの内容
シェルスクリプトの実行方法
シェルスクリプトの内容を運用に合わせて修正を行い、シェルスクリプトの実行権限のあるユーザIDで実行してください。
トランザクションログデータベースは、レプリケーションを行うOracleシステムごとに必要です。
トランザクションログデータベースを作成するシェルスクリプトには、レプリケーション管理者用のユーザIDやパスワードなどを記述して実行します。このため、トランザクションログデータベースを作成後はセキュリテイを考慮してシェルスクリプトを管理してください。
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