1.9.4 差分ログの操作

FUJITSU Linkexpress Replication option説明書

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不要になった差分ログの破棄や、最新の差分ログの複写など、差分ログを操作したい場合があります。

ここでは、以下の場合での差分ログの操作方法について説明します。

これらの操作は、以下の差分ログの操作機能を利用して実現されます。

差分ログの追出しとは、通常は自動的に行われるトランザクションログファイルまたはトランザクションログデータベースから差分ログファイルへの差分ログの振分けを、強制的に行う機能です。“差分ログの追出しコマンド”で行います。

本機能は、Symfoware抽出レプリケーションの場合は、RDBシステム単位に、Oracle抽出レプリケーションの場合は、Oracleシステム単位に実行します。

差分ログの追出しは、以下のような場合に使用します。なお、使用する際は、複写元データベースを更新するアプリケーションを事前に停止することを推奨します。

差分ログの破棄とは、差分ログファイル中の差分ログを削除する機能です。“差分ログの破棄コマンド”で行います。

ただし、差分ログの破棄コマンドでは、以下に格納されている差分ログを破棄することはできません。

この場合は、以下の方法で差分ログを破棄します。

差分ログの格納場所	差分ログの破棄の方法
トランザクションログファイル	“差分ログの追出しコマンド”を実行し、差分ログを差分ログファイルに移動させてから、“差分ログの破棄コマンド”を実行します。
トランザクションログデータベース
抽出データ格納ファイル	“業務確定コマンド”を実行し、抽出データ格納ファイルを削除します。業務確定コマンドについては、“6.15 lxcmtdbコマンド”を参照してください。

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