キャッシュ機能説明書 (統合環境設定編)
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目次
索引
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F.1 ホスト名、URLの変換方法
本節では、ホスト名、URLの変換について説明します。
InfoProxyでは、ホスト名やURLで比較を行う場合、以下の形式に変換を行います。
- ホスト名の変換
ホスト名をすべて小文字に変換します。
例えば、以下のようになります。
WWW.FUJITSU.CO.JP |
→ |
www.fujitsu.co.jp |
固定PROXY機能、NO PROXY機能、アクセス制御機能を利用する場合、変換後のホスト名と環境設定で指定されたホスト名を比較します。
- URL内のスキーム、ホスト名の変換
URL内のスキームとホスト名をすべて小文字に変換します。
例えば、以下のようになります。
HTTP://WWW.FUJITSU.CO.JP/ |
→ |
http://www.fujitsu.co.jp/ |
キャッシュ機能、アクセス制御機能、URL変換機能を利用する場合、変換後のURLと環境設定で指定されたURLを比較します。
- URL内のポート番号の変換
ポート番号が規定のポート番号(HTTP:80、FTP:21、HTTPS:443)の場合、削除します。
例えば、以下のようになります。
ftp://ftp.fujitsu.co.jp:21/ |
→ |
ftp://ftp.fujitsu.co.jp/ |
キャッシュ機能、アクセス制御機能を利用する場合、変換後のURLと環境設定で指定されたURLを比較します。
URL変換機能では、この変換は行われません。
- URL内のパスの変換
- パスにコード化された文字(%xx)が存在する場合、その文字を復元します。
例えば、以下のようになります。
http://www.fujitsu.co.jp/%7Eyamada/TEST.lzh |
→ |
http://www.fujitsu.co.jp/~yamada/TEST.lzh |
- パスにそのディレクトリ自身を示す指定(.)が存在した場合、削除します。
例えば、以下のようになります。
http://www.fj.co.jp/./deny/index.html |
→ |
http://www.fj.co.jp/deny/index.html |
キャッシュ機能、アクセス制御機能、リバース機能を利用する場合、変換後のURLと環境設定で指定されたURLを比較します。
URL変換機能では、この変換は行われません。
[注意」
- URLのパスでは、大文字と小文字は区別されます。そのため、大文字から小文字への変換は行われません。
- 以下のような上位のディレクトリを示す指定(..)が存在した場合、削除しません。
http://www.fj.co.jp/pub/../deny/index.html |
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