キャッシュ機能説明書 (統合環境設定編)
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15.1 InfoProxyの起動・停止
InfoProxyの起動・停止は、WWWブラウザから運用管理Webサーバに接続して行います。
図15.1にInfoProxy(Solaris版)がインストールされているときの運用管理Webサーバ画面の例を示します。
図15.1 運用管理Webサーバ画面
運用管理Webサーバ画面(図15.1)から、“起動・停止”を指定することにより、InfoProxyの起動・停止画面が起動します。
図15.2にInfoProxy(Solaris版)がインストールされているときのInfoProxyの起動・停止画面の例を示します。なお、現在の状態が表示されます。
図15.2 起動・停止画面
以下に起動・停止画面のボタンを説明します。
- 起動
- このボタンを押すと、ラジオボタンで選択されているサーバが起動します。
- サーバが正常に起動されると、起動された旨のメッセージが表示されます。
失敗した場合は、失敗理由を含めたメッセージが表示されます。
- 再起動
- ラジオボタンで選択されているサーバが動作中(起動済の状態)のとき、このボタンを押すと、
サーバを停止することなく、環境設定情報の再反映を行います。
- サーバが正常に再起動されると、再起動された旨のメッセージが表示されます。
- 再起動に失敗した場合は、失敗理由を含めたメッセージが表示されます。
このとき、サーバは再起動ボタンを押す前の状態で動作を続けます。
- 中継サーバの場合、再起動でポート番号の変更を行った場合、変更後のポートが使用されている場合等により
再起動が失敗した場合は、中継サーバが停止する場合があります。
- 停止
- このボタンを押すと、ラジオボタンで選択されているサーバは、クライアントからの新たな要求は
受け付けず、送受信中の処理が終了した後、停止します。
- サーバが正常に停止されると、停止された旨のメッセージが表示されます。失敗した場合は、
失敗理由を含めたメッセージが表示されます。
- なお、サーバの送受信中のデータが大きい場合、正常終了のメッセージが表示されるまでに時間が
かかります。強制的に終了させたい場合は、強制終了ボタンを使用してください。
- また、WWWブラウザから環境設定を行うとき、他のゲートウェイ(PROXYサーバ等)を経由している場合、
停止処理に時間がかかると、ゲートウェイでタイムアウトとなり、WWWブラウザとのセションが切断される
ことがあります。その場合でも、サーバは停止処理を続行しています。
- 強制停止
- このボタンを押すと、ラジオボタンで選択されているサーバが強制停止します。データの送受信中の
場合にも、強制的に停止します。
- サーバが正常に強制停止されると、停止された旨のメッセージが表示されます。失敗した場合は、
失敗理由を含めたメッセージが表示されます。
[補足]
WWWブラウザの種類によっては、InfoProxyの起動・停止操作を行っても、画面上の状態を示す表示が
更新されない場合があります。この場合は、WWWブラウザのキャッシュ機能をOFFにしてください。
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