キャッシュ機能説明書 (統合環境設定編)
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目次
索引
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11.9 ログ制御設定
本節では、ログ制御設定の設定項目について説明します。
以下にログ制御設定の設定項目について説明します。
- アクセスログを採取する
- アクセスログファイルを採取する場合、“アクセスログを採取する”のチェックボックスをチェックします。
- 初期値は、アクセスログを採取しない設定となっています。
- 拡張フォーマット(推奨)
- アクセスログを拡張フォーマットで採取する場合、“拡張フォーマット(推奨)”のチェックボックスをチェックします。
- 初期値は、拡張ログフォーマットで採取する設定となっています。
- 拡張アクセスログディレクトリ
- 拡張アクセスログファイルを格納するディレクトリ名(ローカルファイルシステム)をフルパスで入力します。
- 初期値はありません。
- “アクセスログを採取する”のチェックボックスがチェックされており、“拡張フォーマット(推奨)”のラジオボタンが選択されている場合に有効であり、省略はできません。
- ディレクトリ名は、126バイトまで入力できます。
- ただし、SolarisおよびLinuxの場合は英数字と一部特殊文字(特殊文字セット1)のみ指定可能です。
- また、PROXYサーバを追加した場合は、インストール時に設定したPROXYサーバの拡張アクセスログディレクトリと追加したPROXYサーバの拡張アクセスログディレクトリを同じ設定にしないでください。
- 統計情報ディレクトリ
- 拡張アクセスログを統計するために使用するディレクトリ名(ローカルファイルシステム)をフルパスで入力します。
- 初期値はありません。
- “アクセスログを採取する”のチェックボックスがチェックされており、“拡張フォーマット(推奨)”のラジオボタンが選択されている場合に有効であり、省略はできません。
- ディレクトリ名は、126バイトまで入力できます。
- ただし、SolarisおよびLinuxの場合は英数字と一部特殊文字(特殊文字セット1)のみ指定可能です。
- また、PROXYサーバを追加した場合は、インストール時に設定したPROXYサーバの統計情報ディレクトリと追加したPROXYサーバの統計情報ディレクトリを同じ設定にしないでください。
- 必要とするディスク容量は、最大で(5Kバイト + 拡張アクセスログファイルのサイズ)分です。
- 共通フォーマット
- アクセスログを共通フォーマットで採取する場合、“共通フォーマット”のチェックボックスをチェックします。
- 初期値は、拡張フォーマット(推奨)で採取する設定となっています。
- 共通アクセスログディレクトリ
- 共通アクセスログファイルを格納するディレクトリ名(ローカルファイルシステム)をフルパスで入力します。
- 初期値はありません。
- “アクセスログを採取する”のチェックボックスがチェックされており、“共通フォーマット”のラジオボタンが選択されている場合に有効であり、省略はできません。
- ディレクトリ名は、126バイトまで入力できます。
- ただし、SolarisおよびLinuxの場合は英数字と一部特殊文字(特殊文字セット1)のみ指定可能です。
- また、PROXYサーバを追加した場合は、インストール時に設定したPROXYサーバの共通アクセスログディレクトリと追加したPROXYサーバの共通アクセスログディレクトリを同じ設定にしないでください。
- キャッシュログを採取する
- キャッシュログを採取する場合、“キャッシュログを採取する”のチェックボックスをチェックします。
- 初期値は、キャッシュログを採取しない設定となっています。
- キャッシュログディレクトリ
- キャッシュログファイルを格納するディレクトリ名(ローカルファイルシステム)をフルパスで入力します。
- 初期値はありません。
- “アクセスログを採取する”のチェックボックスがチェックされており、“共通フォーマット”のラジオボタンが選択されており、かつ、“キャッシュログを採取する”のチェックボックスがチェックされているときに有効であり、省略はできません。
- ディレクトリ名は、126バイトまで入力できます。
- ただし、SolarisおよびLinuxの場合は英数字と一部特殊文字(特殊文字セット1)のみ指定可能です。
- また、PROXYサーバを追加した場合は、インストール時に設定したPROXYサーバのキャッシュログディレクトリと追加したPROXYサーバのキャッシュログディレクトリを同じ設定にしないでください。
- エラーログを採取する
- エラーログを採取する場合、“エラーログを採取する”のチェックボックスをチェックします。
- 初期値は、SolarisおよびLinuxの場合はエラーログを採取する設定となっています。
- Windowsの場合はエラーログを採取しない設定となっています。
- エラーログディレクトリ
- 保守用のエラーログファイルを格納するディレクトリ名(ローカルファイルシステム)をフルパスで入力します。
- “エラーログを採取する”のチェックボックスがチェックされている場合に有効であり、省略はできません。
- ディレクトリ名は、126バイトまで入力できます。
- ただし、SolarisおよびLinuxの場合は英数字と一部特殊文字(特殊文字セット1)のみ指定可能です。
- また、PROXYサーバを追加した場合は、インストール時に設定したPROXYサーバのエラーログディレクトリと追加したPROXYサーバのエラーログディレクトリを同じ設定にしないでください。
- インストール時に設定されたPROXYサーバの初期値はSolarisの場合は“/var/opt/FSUNproxy/logs”、Linuxの場合は“/var/opt/FJSVproxy/logs”です。
- 追加したPROXYサーバの初期値はSolarisの場合は“/var/opt/FSUNproxy/logsN”(N=2〜16)、Linuxの場合は“/var/opt/FJSVproxy/logsN”(N=2〜16)”です。
- Windowsの場合、初期値はありません。
- クライアント名出力形式
- アクセスログとキャッシュログに出力するクライアント名を、ホスト名で出力するか、IPアドレスで出力するかを指定します。
- 初期値はホスト名で出力する設定となっています。
- “ホスト名で出力する”が選択されている場合でも、IPアドレスからホスト名の検索ができなかった場合は、IPアドレスで出力されます。
図11.17に、Solarisの場合のログ制御設定の設定例を示します。
図11.17 ログ制御設定の設定例
[備考]
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