キャッシュ機能説明書 (統合環境設定編)
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第4章 運用前の準備

4.3 ディレクトリサーバ連携の準備


 本節では、ディレクトリサーバ連携機能を使用するための必要な作業について説明します。


4.3.1 ユーザエントリの作成

 ユーザ認証を行う場合、ユーザのエントリをディレクトリサーバ(InfoDirectory)に作成する必要があります。ユーザのエントリの作成は、InfoDirectoryが提供する管理ツールを使用して行います。
 用語、および、作成方法の詳細については、“InfoDirectory使用手引書”を参照してください。

fig4-3-1

図4.13 ユーザエントリのオブジェクトクラス



fig4-3-2

図4.14 ユーザエントリの構成例


 ユーザ認証後、ユーザの属性を検索フィルタで制御する場合、属性をユーザのエントリに設定します。
例えば、職種で制御を行う場合は、businessCategory属性を設定します。

4.3.2 グループエントリの作成

 ユーザ認証後、ディレクトリグループで制御を行う場合、グループのエントリをディレクトリサーバ(InfoDirectory)に作成する必要があります。グループのエントリの作成は、InfoDirectoryが提供する管理ツールを使用して行います。
 用語、および、作成方法の詳細については、“InfoDirectory使用手引書”を参照してください。

fig4-3-3

図4.15 グループエントリのオブジェクトクラス



fig4-3-4

図4.16 グループエントリの構成例


4.3.3 InfoDirectory SDKのインストール

 ディレクトリ連携機能を使用する場合、InfoProxyが動作するマシンに"InfoDirectory SDK"をインストールする必要があります。
インストール方法の詳細については、InfoDirectoryのインストールガイド、または、READMEを参照してください。


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