負荷分散／QoS制御 インストールガイド

1.6.4 Solaris(TM) Systemwalker CentricMGR

Solaris版 Systemwalker CentricMGRがインストールされているマシンで以下の作業を行ってください。

1. システム上でスーパ・ユーザになります。

   # su <Return>

   
   
2. CD-ROM媒体をCD-ROM装置にセットし、CD-ROMがマウントされていない場合は、以下のコマンドを実行してください。

   # mkdir -p /cdrom/cdrom0 <Return> (注1)
   # /usr/sbin/mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t4d0s2 /cdrom/cdrom0 <Return> (注2)
   注1）/cdrom/cdrom0がない場合のみ必要です。
   注2）CD-ROMがマウントされていない場合のみ必要です。
   注）コントローラ番号はシステムにより異なる場合があります。

3. 以下のコマンドを実行します。

   # cd /cdrom/cdrom0/snmp
   # sh ./trdsolsc.sh ……<Return>

4. 次に、Systemwalker CentricMGRのSystemwalkerコンソールから［業務監視−監視］ウィンドウで、［操作］メニューの［MIB拡張操作］を開き、「Interstage TrafficDirector」のCDに格納された以下のファイルをMIB登録します。

   \snmp\mibs\nad_sol.mib

5. Systemwalker CentricMGRのSystemwalkerコンソールから［ポリシー］メニューの［ポリシーの配付］を選択し、ポリシーの配付を行ってください。

Systemwalkerコンソールのポリシー配付でエラーが発生することがあります。原因として、配付先のSystemwalker Centric MGRに過負荷が掛かっていることが考えられます。

Systemwalker CentricMGRの「システム監視」のウィンドウから「ポリシー」メニューの「ポリシーの配付状況」を開き、左側のツリーから「ポリシー」配下の「配付失敗」を選択します。この中に、「MpCNappl」や「MIB拡張」が含まれていれば配付の失敗が考えられます。

この場合、失敗しているアイテムを選択し、「配付」メニューからポリシーの再配付を試みてください。改善が認められない場合は、弊社技術員までご連絡ください。