Symfoware(R) Server 概説書 - FUJITSU -
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上へ第5章 Symfoware Serverの機能
上へ5.5 セキュリティ

5.5.4 資源制御

資源制御は、Symfoware Serverが使用しているOS資源がOS機能で直接アクセスされることによって、Symfoware Serverの動作が妨害される、または、情報が漏洩するという脅威に対抗するための機能です。Symfoware Serverのセキュリティ機能を構成する資源の属性を制御し、ファイルやメモリ空間などへのOS機能によるアクセスを制御します。

資源制御についての詳細は、“セキュリティガイド”を参照してください。

Symfoware ServerがOSから獲得する資源には以下のものがあります。

上記の資源に対しての資源制御について、以下の2つの観点に分けて説明します。

Symfoware Serverが使用中の資源の保護

OS機能による資源アクセスは、Symfoware Serverだけで防ぐことができません。そこで、OS機能で資源の属性を適切に設定することで、OS機能による不正なアクセスからSymfoware Serverが使用する資源を保護することができます。

OSに返却済の資源の保護

Symfoware ServerがOSに返却した資源であっても、そこから情報を盗まれないようにする必要があります。Symfoware Serverは、OSに返却した資源から情報が盗まれないようにするため、この脅威に対して保護することができます。


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