Symfoware(R) Server 概説書 - FUJITSU - |
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Symfoware Serverは、構築するシステム全体を脅威から守るために、どのようなセキュリティ運用を行うかを選択することができます。
セキュリティ運用の選択についての詳細は、“セキュリティガイド”を参照してください。
セキュリティ運用の選択について、以下の機能を説明します。
Symfoware Serverのセキュリティ機能を使ってセキュリティ運用を行うか否かをインストール時に選択します。
インストール時には、以下の2つの運用を選択できます。
標準セキュリティ運用
監査ログの取得、利用者への機能制限や資産へのアクセスの制限など、データベースシステム全体としてセキュリティ強度の高いセキュリティ運用を行います。標準セキュリティ運用では、国際セキュリティ標準ISO15408に照準を合わせた機能を標準提供しています。機密度の高い重要データを扱うなど、データベースシステム全体としてセキュリティ運用を必須とする業務に適しています。
標準運用
利用者に対する権限付与の制御による機密保護レベルのセキュリティ運用を行います。
監査ログの取得や利用者に対する厳しいアクセス制限などを実施せずに、柔軟で軽度のセキュリティ運用を行う業務に適しています。
セキュリティパラメタは、各種のセキュリティ機能の使用を選択する、またはセキュリティ運用の制限の程度を調整するものです。これは、ユーザのセキュリティポリシーに適したセキュリティ運用を実現することと、選択の自由度を持たせることにより、セキュリティ機能自体に柔軟性を持たせることを目的としています。セキュリティ環境の責任者または、管理者はこのセキュリティパラメタを用いて、運用にふさわしい環境を選択できます。
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