Symfoware(R) Server 概説書 - FUJITSU -
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上へ第4章 Symfoware Serverのアプリケーション開発

4.11 ファンクションルーチンの利用

ファンクションルーチは、あらかじめサーバに利用者が定義した関数を定義しておくことにより、サーバで関数処理を実行できる機能です。クライアントのアプリケーションのSQL文中にファンクションルーチンを指定して実行します。

Symfoware Serverでは、ファンクションルーチンは外部ルーチンとして提供しています。外部ルーチンとは、利用者がC言語などで作成したプログラムを動的リンクライブラリとしてサーバに登録し、SQL文から呼び出すものです。外部ルーチンの利点は、文字列型データの整形など、SQLの関数では限界がある複雑な処理を、C言語などを使用することで容易に行うことができる点です。

ファンクションルーチンを利用すると、以下のような利点があります。

大規模なアプリケーション開発の場合、ファンクションルーチンを共通で使うことによって、生産性を向上させ、効率的な開発が可能になります。

ファンクションルーチンの概要について、以下に示します。

[図:ファンクションルーチン]

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