Symfoware(R) Server 概説書 - FUJITSU - |
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ファンクションルーチンは、あらかじめサーバに利用者が定義した関数を定義しておくことにより、サーバで関数処理を実行できる機能です。クライアントのアプリケーションのSQL文中にファンクションルーチンを指定して実行します。
Symfoware Serverでは、ファンクションルーチンは外部ルーチンとして提供しています。外部ルーチンとは、利用者がC言語などで作成したプログラムを動的リンクライブラリとしてサーバに登録し、SQL文から呼び出すものです。外部ルーチンの利点は、文字列型データの整形など、SQLの関数では限界がある複雑な処理を、C言語などを使用することで容易に行うことができる点です。
ファンクションルーチンを利用すると、以下のような利点があります。
Symfoware Serverが提供する関数以外に自由に関数を作成することができ、数値関数、データ列値関数および日時値関数と同様にSQL文中で利用することができる。
ファンクションルーチンをプロシジャルーチンで使用することにより、より複雑な論理の組込みが可能である。
アプリケーションから共通で使うことにより、生産性を向上できる。
大規模なアプリケーション開発の場合、ファンクションルーチンを共通で使うことによって、生産性を向上させ、効率的な開発が可能になります。
ファンクションルーチンの概要について、以下に示します。
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