Symfoware(R) Server RDBユーザーズガイド 応用プログラム開発編 - FUJITSU - |
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CONNECT文でサーバとコネクションを接続する場合、以下のいずれかの方法で行います。ただし、リモートアクセスの場合は、サーバの情報を動作環境ファイルの“SERVER_SPEC”に定義しておく必要があります。また、接続先のサーバのOSファイル(UNIX系の場合は/etc/servicesファイル、Windows NT、Windows 2000、Windows XPおよびWindows Server 2003の場合はC:\WINNT\system32\drivers\etc\servicesファイル)にサービス名とポート番号が定義されている必要があります。指定するポート番号は、通信方法によって異なります。ポート番号の指定方法の詳細については、利用するサーバに対応した“セットアップガイド”または“RDA-SVオペレーションガイド”を参照してください。
データベース名を指定してCONNECT文を実行すると、ローカルのサーバとコネクションが接続されます。
DEFAULTを指定してCONNECT文を実行する場合は、以下の方法でサーバとコネクションを接続します。
図:デフォルトコネクションの情報を利用してコネクションを接続する方法にデフォルトコネクションの情報を利用してコネクションを接続する方法を説明します。
(1) CONNECT文に“DEFAULT”を指定して、応用プログラムを実行します。
(2) CONNECT文の実行時は、動作環境ファイルのDEFAULT_CONNECTIONの情報を参照します。さらに、DEFAULT_CONNECTIONで指定されたデータベース“DB01”が存在するサーバとコネクションを接続します。
CONNECT文でサーバとコネクションを接続するには、まず、サーバの情報を、動作環境ファイルの“SERVER_SPEC”に定義します。“SERVER_SPEC”は、必要なコネクションに対してすべて定義します。定義する情報は、SQLサーバ名、およびデータ資源名などです。定義する情報の詳細は、“クライアント用の動作環境ファイルの作成”を参照してください。
SQLサーバ名、ユーザIDおよびパスワードを指定してCONNECT文を実行すると、動作環境ファイルに定義したSERVER_SPECのうち、CONNECT文と同じSQLサーバ名をもつサーバの情報で、サーバとコネクションが接続されます。 図:CONNECT文にSQLサーバ名を指定してコネクションを接続する方法に、CONNECT文にSQLサーバ名を指定してコネクションを接続する方法を示します。
(1) CONNECT文にSQLサーバ名を指定して、応用プログラムを実行します。
(2) CONNECT文の実行時は、動作環境ファイルのSERVER_SPEC で、SQLサーバ名が“SV1”のものの情報でサーバとコネクションを接続します。
DEFAULTを指定してCONNECT文を実行する場合は、以下の方法でサーバとコネクションを接続します。
図:デフォルトコネクションの情報を利用してコネクションを接続する方法に、デフォルトコネクションの情報を利用してコネクションを接続する方法を説明します。
(1) CONNECT文に“DEFAULT”を指定して、応用プログラムを実行します。
(2) CONNECT文の実行時は、動作環境ファイルのDEFAULT_CONNECTIONの情報を参照します。
(3) さらに、DEFAULT_CONNECTIONのSQLサーバ名“SV1”から、SQLサーバ名が“SV1”のSERVER_SPEC情報を参照して、サーバとコネクションを接続します。
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