Symfoware(R) Server SQLビギナーズガイド - FUJITSU -
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用語集

 


相手指

データベースに格納された値を、応用プログラムに取り出すために使用します。相手指定は、変数指定で指定します。

 


列指定、変数指定、関数(集合関数など)、定数またはこれらを四則演算子(+,−,*,/)で組み合わせた指定を“値式”と呼びます。値式には、数値式、データ列値式、日時値式、および時間隔値式があります。

 


値指

応用プログラムからデータベースに値を格納したり、データベースに格納された値と比較するための値を指定します。値指定には、変数指定、定数(数定数、文字列定数または各国語文字列定数)、キーワード“USER”、および動的パラメタ指定(?)が指定できます。

 


一意性制

表または列の制約の1つです。列または列の組合せに対して同じ値を持つ行が、表中に複数あってはならないという制約です。

 


埋込み例外宣

応用プログラム中のSQL文の実行で、例外条件が発生した場合に、実行する処理を指定します。埋込み例外宣言は、WHENEVER文で指定します。

 


埋込みSQL

SQL文の使用方法の1つです。C言語およびCOBOL言語の高級言語を使用して応用プログラムを作成する場合に、データ操作にこの埋込みSQLを使用します。例えば、COBOL言語の場合は、“EXEC SQL”と“END-EXEC”でSQL文をはさんで指定します。

 


エスケープ文

LIKE述語において、任意文字指示子の“_”、および任意文字列指示子の“%”の代替文字です。データ操作の検索条件の指定にLIKE述語が使用できますが、“%”または“_”そのものを検索する場合には、任意文字指示子に“%”または“_”の代替文字を定義して使用します。この代替文字を“エスケープ文字”と呼びます。

関連用語: 任意文字指示子、任意文字列指示子

 


応用プログラ

一般には、計算機の利用者の仕事に使うプログラムを総称して“応用プログラム”と呼びます。本書では、利用者の事務処理に応じてデータベースからデータを読み出したり、データベースにデータを書き込むプログラムを“応用プログラム”と呼んでいます。“アプリケーション・プログラム”と呼ぶこともあります。

 


カーソ

データ操作において、操作の対象とする行を指示する指示子のことを“カーソル”と呼びます。カーソルはカーソル宣言で定義します。そして、OPEN文でカーソル使用の開始を、FETCH文でカーソルの移動を、CLOSE文でカーソル使用の終了を行います。

 


カーソル系のSQL

データ操作のSQL文のうち、カーソルを使用して操作の対象とする行を指定するSQL文です。

 


格納構

論理構造および物理構造とともにデータベースの構造の1つです。表の行や列として論理的に表現されたデータを、データベーススペース上に格納データとして物理的に配置する構造のことです。格納構造はDSOおよびDSIで表現されます。実表に対する格納構造として、SEQUENTIAL構造、RANDOM構造およびOBJECT構造があります。また、インデックスに対する格納構造としてBTREE構造があります。

関連用語: 物理構造、論理構造

 


格納構造定

表とデータベーススペースとの対応関係の定義を“格納構造定義”と呼びます。格納構造定義には、DSO(Data Structure Organization)定義と、DSI(Data Structure Instance)定義の2つがあります。

 


関係演

リレーショナルデータベースでは、指定した列のデータだけ取り出したり、条件を満たすデータの集合を取り出したりすることができます。これを“関係演算”と呼びます。関係演算には、選択(Selection)、射影(Projection)、結合(Join)の3種類があります。“選択”とは、表の中から特定の条件に合致した行を取り出すことをいいます。“射影”とは、表から特定の列だけを取り出すことをいいます。“結合”とは、結合の条件を指定し、2つ以上の表から1つの表を作りだすことをいいます。

 


SQL文で使用できる関数には、集合関数があります。

関連用語: 集合関数

 


表の構成要素です。リレーショナルデータベースでは、データを行と列からなる二次元の表で表現します。

 


行識別

データベース中の任意の表の行を一意に識別します。利用者は単一行SELECT文またはFETCH文によって取り出した行識別子を使用して、任意の行を操作することができます。

 


グループ化

問合せ指定の表式でGROUP BY句に指定された列を“グループ化列”と呼びます。

関連用語: グループ表

 


グループ

問合せ指定の表式でGROUP BY句を指定して導出される表を“グループ表”と呼びます。グループ表では、グループ化列の値が同じ行同士が集まってグループとなります。グループ表から取り出すことができる値は、グループ化列の値か、またはグループの中で集合関数を適用した結果の値です。

 


結合(ジョイン)

関係演算の種類の1つです。リレーショナルデータベースでは、2つ以上の表から1つの表を作りだすことができます。これを“結合”と呼びます。

 


結合

結合によって導出される表を“結合表”と呼びます。

関連用語: 結合

 


限定述

SQLの探索条件を指定する方法の1つです。限定子(“ALL”、“SOME”または“ANY”)を使用して、1つの列からなる行の集まりと比較することを指定するのに使用します。

 


限定値リス

SQL文の探索条件に指定するIN述語は、値の集合との比較により操作対象行を特定するために使用します。IN述語で比較対象とする値の集合は、限定値リストで指定します。例えば列C1の値が、1、3、または5である行を特定する場合、“C1 IN(1,3,5)”と指定します。括弧の内側が限定値リストです。

 


更新可能カーソ

データ操作のSQL文で、カーソルによる更新、および削除が可能なカーソルを“更新可能カーソル”と呼びます。カーソルが更新可能カーソルとなることは、カーソル宣言の記述で決まります。例えば、問合せ指定のFROM句に指定される表が1つだけなどの条件が満たされる場合に、更新可能カーソルとなります。

関連用語: 読込み専用カーソル

 


コールバック関

コールバック関数は、SQL文の処理が実行される直前と直後で呼び出される関数です。この関数はあらかじめ利用者が作成する関数です。

 


コネクショ

クライアントとサーバとの間を結んだ接続関係のことです。応用プログラムからCONNECT文により、サーバとのコネクションを接続します。また、DISCONNECT文により、サーバとのコネクションを切断します。

 


コミッ

処理中のトランザクションのデータ操作の有効化を“コミット”と呼びます。トランザクションの中でのデータ操作が実際にデータベースに反映されます。コミットは、応用プログラムが意図的にCOMMIT文を発行することで制御します。

関連用語: ロールバック

 


論理構造定義において実表として定義された表です。データ本体がデータベーススペースに格納されます。

 


集合演

SQLでは、2つの表に含まれるそれぞれの行の集まりのあいだで演算を行うことができます。これを“集合演算”と呼びます。集合演算には、集合和(Union)、集合差(Except)、集合積(Intersect)の3種類があります。“集合和”とは、2つの表に含まれるすべての行を取り出すことをいいます。“集合差”とは、一方の表に存在し、他方の表には存在しない行を取り出すことをいいます。“集合積”とは、2つの表のあいだで同じ値を持つ行だけを取り出すことをいいます。集合演算の結果は、重複する行がある場合には1行だけ取り出すのが一般的です。ただし、必要である場合には重複する行をそのまま結果として取り出すこともできます。

 


集合関

SQLでは、“集合関数”と呼ぶ関数をデータ操作に使用できます。集合関数には、表または列の行数を求める関数(COUNT)、列の平均値を求める関数(AVG)、列の最大値を求める関数(MAX)、列の最小値を求める関数(MIN)、および列の合計を求める関数(SUM)があります。

 


SQL文で、操作の対象となる行を特定するための探索条件を指定する要素です。述語には、比較述語、BETWEEN述語、IN述語、LIKE述語、NULL述語、限定述語、およびEXISTS述語があります。探索条件は、述語とブール演算子の組合せで指定します。

 


システム全体で一意な値を生成する機能です。SQL文中に順序を指定することで生成した値を使用することができ、表の主キー値の作成に主に利用することができます。

 


状態変

SQL文の処理結果を応用プログラムに伝えるための変数です。SQL文を実行すると、実行結果の状態コードが状態変数に格納されます。状態変数は“SQLSTATE”です。

 


スキー

データベースを構成する要素です。Symfoware/RDBでは、情報システム分析技法AA/BRMODELLINGを利用してデータ分析を行って、表またはビュー表を作成します。これらの表の集まりを“スキーマ”と定義します。

 


スキーマ定

論理構造定義において、データベースを構成する実表、ビュー表、各表の列構成および各列の属性などを定義します。また、表のほかにも、権限、プロシジャルーチンおよびトリガが定義できます。これを“スキーマ定義”と呼びます。

 


スコー

データ操作のSQL文より表をアクセスする場合、あらかじめデータ操作の範囲を限定しておいてその範囲内でアクセスすることができます。このように限定したデータ操作の範囲を“スコープ”と呼びます。スコープ機能は、表をアクセスする利用者にスコープを適用、解除することにより、利用者ごとにデータ操作の範囲を限定することを可能とします。

 


セショ

応用プログラムで最初にSymfoware/RDBをアクセスしたときから終了までを“セション”と呼びます。コネクションの接続から切断までが、1つのセションになります。

関連用語: コネクション

 


選択相手リス

単一行SELECT文では、選択リストで指定された列の値を応用プログラムに取り出すために、選択相手リストを指定します。選択相手リストは“INTO”に続けてホスト変数を各列に対応する並びで指定します。

 


選択リス

SQL文の問合せ指定および単一行SELECT文では、表式により指定した表から、データ参照の対象とする列を指定します。この指定を“選択リスト”と呼びます。選択リストには、列名のほかに、集合関数や演算式も指定できます。

 


相関

データ操作のSQL文では、そのSQL文の中だけで有効な名前を表に付けて、データ操作に利用することができます。この名前を“相関名”と呼びます。

 


ソート指

データ操作のSQL文では、カーソルにより問合せ式の結果を取り出す場合に、行の順序を並び替えることができます。この指定はソート指定で行います。ソート指定には、並替えのキーとなる列と、昇順(ASC)または降順(DESC)の規則を指定します。ソート指定は、カーソル宣言のORDER BY句で指定します。

 


単一行SELECT

データを参照する場合に使用するデータ操作のSQL文です。探索条件を指定して、表から1行のデータを取り出すことができます。

 


探索条

データ操作のSQLにおいて、操作の対象となる行を特定するための指定を“探索条件”と呼びます。例えば、SQLのSELECT文のWHERE句で指定します。

 


データ操作のSQL

データベースの参照、追加、削除および更新に使用するSQL文です。

 


データベース

データベースは、1つのサーバシステム上に、管理・設計の単位としていくつも作成することができます。これらのデータベースを識別するために、サーバシステム上で一意の名前を付けます。これを“データベース名”と呼びます。

 


問合せ

問合せ式は、表を導き出すために、カーソル宣言で指定します。問合せ指定または複数の問合せ指定をUNIONで結合した指定が可能です。

 


問合せ指

SQL文のINSERT文、問合せ式などで、表を導出する指定を“問合せ指定”と呼びます。問合せ指定は、導出する元の表から対象の行を特定する表式と、それらの行中の必要な列を指定する選択リストからなります。

 


導出

問合せ指定によって1つ以上の表から導出される表を“導出表”と呼びます。

 


動的SQL

動的SQLは、応用プログラムの実行時にSQL文を生成して実行させるための機能です。一般に、汎用的なパッケージプログラムで利用します。

 


トリガ定義

ある表のデータ操作(挿入、削除、更新)と連動させてほかの表のデータ操作(挿入)を定義します。

 


ナル(NULL)

表中の行について、ある列のデータの値が未定義である状態を“ナル”と呼びます。

 


任意文字指示

データ操作のSQL文のLIKE述語において、データ中の該当する位置が任意の1文字であることを指定する指示子を“任意文字指示子”と呼びます。“_”で指定します。

関連用語: エスケープ文字、任意文字列指示子

 


任意文字列指示

データ操作のSQL文のLIKE述語において、データ中の該当する位置が0文字以上の任意の文字列であることを指定する指示子を“任意文字列指示子”と呼びます。“%”で指定します。

関連用語: エスケープ文字、任意文字指示子

 


パラメタ変

プロシジャルーチンの呼び出し時の引数の値を設定する変数を“パラメタ変数”と呼びます。

 


パラメタ

パラメタ変数の名前を“パラメタ名”と呼びます。

関連用語: パラメタ変数

 


非カーソル系のSQL

データ操作のSQL文のうち、操作対象行の指定にカーソルを使用しないSQL文です。操作対象行は、そのSQL文の探索条件によって指定します。

 


比較述

探索条件の指定において、比較演算子を用いた探索条件指定を“比較述語”と呼びます。比較演算子には、=、<、<=、>、>=、<>があります。

 


リレーショナルデータベースでは、データを行と列からなる二次元の表で表現しています。表には、実表とビュー表の2種類があります。

 


単一行SELECT文および問合せ指定において、データ操作の対象表、対象行、および対象グループを指定する部分を“表式”と呼びます。表式は、FROM句、WHERE句、GROUP BY句、およびHAVING句から構成されます。

 


標識変

C言語、およびCOBOLの高級言語で、SQL文を使用してデータベースからデータを取り出したり、データベースを更新する場合に、SQLデータ変数と対で指定する変数です。データベースを更新するSQL文の場合、標識変数は、SQLデータ変数に格納されているデータがナル値か否かを表します。また、データベースを参照するSQL文の場合、SQL文の実行結果、SQLデータ変数にナル値が格納されたか否か、またはSQLデータ変数に格納された文字列データの文字数を表します。

 


表宣

表がどのスキーマに含まれるかを宣言することを“表宣言”と呼びます。表宣言を行うことにより、データ操作文の表名の指定でスキーマ名を省略することができます。表名の指定を容易にしたり、応用プログラムとデータベースの独立性を高めるために表宣言を行います。

 


表に付けた名前です。表名は、スキーマ定義で設定します。そして、データ操作のSQL文で、操作の対象とする表を指定するために使用します。

 


ブール演算

SQLの探索条件では、述語の間での論理積(AND)および論理和(OR)、また述語の否定(NOT)を指定した論理演算を行うことができます。探索条件中で論理演算を指定する演算子を“ブール演算子”と呼びます。ブール演算子には、AND、ORおよびNOTがあります。

 


副問合

副問合せは、IN述語、比較述語、限定述語、およびEXISTS述語で使用する指定です。指定形式は問合せ指定と同じですが、導出される表の列を1つの列だけにすることが必要です。

 


物理構

論理構造および格納構造とともにデータベースの構造の1つです。磁気ディスクボリュームに配置するデータベーススペースのことを“物理構造”と呼びます。データベーススペースは、固定の長さのブロックの集合体です。

関連用語: 格納構造、論理構造

 


物理構造定

Symfoware/RDBのデータベース定義の要素です。データベーススペースの作成のための定義を“物理構造定義”と呼びます。

 


プロシジャルーチ

SQLによるデータベースの処理手続きの定義体を“プロシジャルーチン”と呼びます。

 


プロシジャルーチン定

論理構造定義で、プロシジャルーチンを定義することを“プロシジャルーチン定義”と呼びます。

関連用語: プロシジャルーチン

 


並列クエ

大量データを扱う業務の情報処理効率を上げるために、データベースを複数のDSIに分割し、それぞれを並列に処理する方法を“並列クエリ”と呼びます。

 


ホスト変

データ操作のSQL文において、応用プログラムとデータベースの間で、データの受渡しを行うための変数を“ホスト変数”と呼びます。

 


読込み専用カーソ

データ操作のSQL文で、カーソルによる更新、および削除に利用できないカーソルを“読込み専用カーソル”と呼びます。カーソルが読込み専用カーソルとなることは、カーソル宣言の記述で決まります。例えば、問合せ指定のFROM句に2つ以上の表が指定された場合に、読込み専用カーソルとなります。

関連用語: 更新可能カーソル

 


ルーチン

プロシジャルーチンの名前を“ルーチン名”と呼びます。

関連用語: プロシジャルーチン

 


例外条

応用プログラムでSQL文を実行したときに、処理対象のデータが見つからないことや、エラーが発生することを“例外条件”または“例外”と呼びます。応用プログラムの実行中に例外条件が発生すると、それぞれの例外条件に対応した状態コードがSQLSTATEに設定されます。

 


表の構成要素です。リレーショナルデータベースでは、データを行と列からなる二次元の表で表現しています。

 


列名(項目名)

列に付ける名前です。スキーマ定義で定義します。列名は、データ操作のSQL文で、操作対象列の指定に使用されます。

 


ロールバッ

処理中のトランザクションのデータ操作の無効化を“ロールバック”と呼びます。ロールバックには、データ操作のSQL文単位のロールバックと、トランザクション単位のロールバックの2つがあります。代表的なものでは、前者には、データ操作の例外状態の発生、後者には、応用プログラムが意図したROLLBACK文の発行があります。

関連用語: コミット

 


論理構

格納構造および物理構造とともにデータベースの構造の1つです。スキーマ、表および列の構成、列のデータ型などのデータ構造を“論理構造”と呼びます。また、一意性制約などの制約、権限やプロシジャルーチン、トリガも論理構造の要素の1つです。

関連用語: 格納構造、物理構造

 


論理構造定

Symfoware/RDBのデータベース定義の要素です。スキーマ定義のことを“論理構造定義”と呼びます。表、ビュー表の定義が論理構造定義にあたります。

 


ALL集合関

集合関数の引数に“ALL”指定をした関数を“ALL集合関数”と呼びます。ALL集合関数では、値の重複する行も関数の対象となります。

関連用語: DISTINCT集合関数

 


BETWEEN述

データ操作のSQL文において、“A BETWEEN B AND C”(B≦A≦C)の形式で範囲比較を指定する探索条件の指定を“BETWEEN述語”と呼びます。

関連用語: 述語

 


DEFAULT

表に含まれる列の定義要素の1つです。INSERT文で表に行を挿入するとき、該当列の挿入データが指定されない場合には、DEFAULT句で定義された値が挿入されます。列にDEFAULT句が定義されていない場合には、ナル値が挿入されます。

 


DELETE

表から行を削除するために使用するデータ操作のSQL文です。

 


DISTINCT集合関

集合関数の引数に“DISTINCT”指定をした関数を“DISTINCT集合関数”と呼びます。DISTINCT集合関数では、値の重複する行を除いて関数を適用します。

関連用語: ALL集合関数

 


eAccela BizSearch

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EXISTS述

SQL文の探索条件の指定において、指定した副問合せの結果が真か偽かで操作対象行を特定する指定です。“EXISTS 副問合せ”の述語です。

関連用語: 述語

 


IN述

SQL文の探索条件の指定において、値の集合との比較により操作対象行を特定する指定です。“IN('C','D',…)”または“IN 副問合せ”の述語です。

関連用語: 述語

 


INSERT

表に行を追加するために使用するデータ操作のSQL文です。

 


LIKE述

SQL文の探索条件の指定において、文字型のデータの比較により操作対象行を特定する指定です。“A LIKE B”の述語です。

関連用語: 述語

 


NOT NULL制

表中の列の制約の1つです。列の値がナルとなる行が表中にあってはならないという制約です。

 


NULL述

SQL文の探索条件の指定において、列の値がナル値かどうかで操作対象行を特定する指定です。“A IS NULL”の述語です。

関連用語: 述語

 


SQL

SQLは、データベースの定義やデータ操作を行うための標準のデータベース言語です。Symfoware/RDBは、基本的に国際標準ISO 9075、JIS X3005、およびANSI X3.135の規格に準拠しています。

 


SQL埋込みホストプログラ

データベースを操作する応用プログラムは、データベース処理部分はSQL文で記述し、ほかの処理は既存のプログラミング言語で記述します。このようにSQL文が埋め込まれた応用プログラムを、“SQL埋込みホストプログラム”と呼びます。使用できるプログラミング言語として、C言語、およびCOBOLがあります。これらのプログラミング言語で作成されSQL文が埋め込まれた応用プログラムを、以下のように呼びます。

  1. SQL埋込みCプログラム
  2. SQL埋込みCOBOLプログラム

なお、SQL埋込みホストプログラムは、a.およびb.の総称です。

 


SQL変

プロシジャルーチンで宣言した変数を“SQL変数”と呼びます。

関連用語: プロシジャルーチン

 


SQL変数

SQL変数の名前を“SQL変数名”と呼びます。

関連用語: SQL変数

 


SQLDA構造

被準備文中に含まれる動的パラメタ指定や選択リストに関する情報を格納する利用者定義の記述子領域です。利用者はこの領域を介して、被準備文中に含まれる動的パラメタ指定の値を設定したり、選択リストの結果取り出しを行うことができます。

 


UPDATE

表の行のデータを変更するために使用するデータ操作のSQL文です。

 


WHERE

データ操作のSQL文において、操作対象行を特定する探索条件は、WHERE探索条件で指定します。この指定を“WHERE句”と呼びます。


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