| Symfoware(R) Server SQLビギナーズガイド - FUJITSU - |
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本書は、Symfoware Server SQLビギナーズガイドです。本書は、読者の方々がSymfoware/RDBのデータベースを使用して、さまざまなデータ操作のためのプログラムを作成できるようになることを目的に書かれています。
Symfowareはクライアント・サーバ型の業務構築を支援するデータベースシステムです。本書ではSymfowareのクライアント機能を“Symfoware Server クライアント機能”、サーバ機能を“Symfoware Server”と呼びます。
本書は、Symfoware/RDBのデータベースを処理する応用プログラムを開発する方に読んでいただくように書かれています。本書を読むには、以下に示す技術および知識が必要です。
本書の構成と内容は以下のとおりです。
SQLの種類と本書での共通規則について説明しています。
単一行SELECT文を使用してデータを検索する方法を説明しています。
INSERT文、UPDATE文(探索)、DELETE文(探索)を使用してデータを変更する方法を説明しています。
カーソルを使用してデータを操作する方法を説明しています。
複数の表のデータを関連づけて操作する方法を説明しています。
いろいろなバリエーションでデータを操作する方法を説明しています。
応用プログラムの実行時に動的SQL文を実行する方法を説明しています。
SQLのデータ型と対応するホスト変数のデータ型を示しています。
Symfoware/RDBが出力するメッセージに対する利用者の処置の参照方法を説明しています。
処理結果として応用プログラムに通知されるSQLSTATEについて説明しています。
本書で使用する用語の意味を定義しています。
本書では、SQL文によるいろいろなバリエーションのデータ操作の方法を、なるべく具体的に例文を使用して説明しています。読者の方は、本書の内容を一度にすべて理解する必要はありません。まず一読してSQL文で可能な処理を感覚的につかんでいただき、あとは応用プログラムを作成するときに必要に応じて読み返してください。なお、本書ではSQL文の文法を厳密に示すことより、理解しやすさを重点に説明します。SQL文の詳細な文法を確かめるには、“SQLリファレンスガイド”を参照してください。
本書に記載するSQL文の指定例は、特にことわらない限りC言語での記述を使用しています。また、説明上のキーワードとなる部分をゴシック文字で表しています。代表的な用語を付加して記述しているので、リファレンスガイドを参照する場合の参考にしてください。
本書に関連するマニュアルは以下のとおりです。
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平成 15年 12月 初版 |
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