SafeCLUSTER/HA for Oracle 導入運用ガイド V1.1L21B
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付録E 環境定義ワークシート

Oracle のインストール、データベース作成、Net8の設定時には、SafeCLUSTER/HA for Oracle の環境定義に必要となる情報を設定します。それらの情報は、以下のワークシートに記入し、SafeCLUSTER/HA for Oracle の環境定義に役立ててください。

FJSVclora.ini のキー

Oracleの情報

Oracle のインストール時に設定する情報で、SafeCLUSTER/HA for Oracle の環境定義に必要な情報は以下の二つです。
ORACLE_HOME:Oracle をインストールするディレクトリです。
(c:\oracle\product\ora92、etc.)
ORACLE_HOME_NAME:ORACLE_HOME の名前です。
(DEFAULT_HOME の場合未記入、OraHome92、etc.)

ACTIVE_HOME_PATH

ORACLE_HOME

 

ACTIVE_HOME_NAME

ORACLE_HOME_NAME

 

WAIT_HOME_PATH

ORACLE_HOME

 

WAIT_HOME_NAME

ORACLE_HOME_NAME

 

データベース作成時に設定する情報で、SafeCLUSTER/HA for Oracle の環境定義に必要な情報は以下の3つです。
SID:データベースの ORACLE_SID です。
初期化パラメタファイル:フルパスで指定する必要があります。デフォルトの初期化パラメタファイルは、パスまたはファイル名に SID が含まれるので注意してください。
(c:\oracle\admin\ORCL\pfile\init.ora、c:\orant\database\initORCL.ora、etc.)
パスワード:sys ユーザのパスワードです。ただし Oracle のバージョンによっては、設定しないものもあります。また Oracle8/Oracle8i では internal ユーザのパスワードを設定してください。

ORACLE_SID

SID

 

ACTIVE_INITFILE

初期化パラメタファイル

 

WAIT_INITFILE

初期化パラメタファイル

 

ACTIVE_PASSWD

パスワード

 

WAIT_PASSWD

パスワード

 

Oracle Netの設定時に設定する情報で、SafeCLUSTER/HA for Oracle の環境定義に必要な情報は以下の二つです。
リスナー名:リスナーの名前です。listener.ora ファイルに設定する情報です。
(Listener、Listener1、etc.)
ネットサービス名:接続文字列という場合もあります。tnsnames.ora ファイルに設定する情報です。

ORALSNR

リスナー名

 

ORACON

ネットサービス名

 

ACTIVE_〜は、運用側の設定です。WAIT_〜は待機側の設定です。ただしできるだけ同じ設定とすることを推奨しています。


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