SafeCLUSTER/HA for Oracle 導入運用ガイド V1.1L21B

B.4 コマンド実行時のエラーメッセージ

コマンド実行時に出力されるエラーメッセージの内容、対処方法について説明します。

【内容】
引数の指定に誤りがあります。
【対処】
コマンドの引数が正しくありません。"付録A コマンドリファレンス” を参照し、正しい引数を指定してください。

【内容】
リソースの指定に誤りがあります。
【対処】
リソースID、リソース名が不正か指定されていません。

【内容】
保守モードの指定に誤りがあります。
【対処】
保守モードの指定は"Y"か"N"である必要があります。

【内容】
保守モードを開始できませんでした。
【対処】
SafeCLUSTER のコマンドでエラーが発生しました。SafeCLUSTER のイベントログ等が採取されている場合は、それに対する処置を行ってください。再度クラスタサービスを起動しても正しく起動されない場合は、SafeCLUSTER の調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

【内容】
保守モードを終了できませんでした。
【対処】
SafeCLUSTER のコマンドでエラーが発生しました。SafeCLUSTER のイベントログ等が採取されている場合は、それに対する処置を行ってください。再度クラスタサービスを起動しても正しく起動されない場合は、SafeCLUSTER の調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

【内容】
clgetrsc に失敗しました。
【対処】
SafeCLUSTER のコマンドでエラーが発生しました。SafeCLUSTER のイベントログ等が採取されている場合は、それに対する処置を行ってください。再度クラスタサービスを起動しても正しく起動されない場合は、SafeCLUSTER の調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

【内容】
clgetrid に失敗しました。
【対処】
SafeCLUSTER のコマンドでエラーが発生しました。SafeCLUSTER のイベントログ等が採取されている場合は、それに対する処置を行ってください。再度クラスタサービスを起動しても正しく起動されない場合は、SafeCLUSTER の調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

【内容】
clgetnode に失敗しました。
【対処】
SafeCLUSTER のコマンドでエラーが発生しました。SafeCLUSTER のイベントログ等が採取されている場合は、それに対する処置を行ってください。再度クラスタサービスを起動しても正しく起動されない場合は、SafeCLUSTER の調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

【内容】
ACTIVE_HOME_PATH/WAIT_HOME_PATH の獲得に失敗しました。
【対処】
環境定義ファイルの ORACLE_HOME に関する情報に異常があります。環境定義ファイルがインストールフォルダに存在するか確認してください。
ACTIVE_HOME_PATH、WAIT_HOME_PATH に関する情報が正しく設定されているかどうか確認してください。

【内容】
指定されたリソースは SafeCLUSTER/HA for Oracleの クラスではありません。
【対処】
cloramente で指定するリソースは SafeCLUSTER/HA for Oracle のリソースである必要があります。リソースID、リソース名を確認してください。

【内容】
指定リソースは自ノードではありません。
【対処】
cloramente は自ノードのリソースを指定する必要があります。指定リソースが自ノードのリソースかどうか確認してください。

【内容】
指定リソースID は既に保守モード中です。
【対処】
すでに保守モード中のリソースを指定して、cloramente で保守モード指定を行った場合に出力されます。リソースID を指定してください。

【内容】
指定リソースID は保守モード中ではありません。
【対処】
保守モード中ではないリソースを指定して、保守モード解除を行おうとした場合に出力されます。リソースID を確認してください。

【内容】
ACTIVE_HOME_PATH/WAIT_HOME_PATH の設定または、Oracle の環境が異常です。
【対処】
環境定義ファイルの ORACLE_HOME に関する情報に異常があります。環境定義ファイルがインストールフォルダに存在するか確認してください。
ACTIVE_HOME_PATH、WAIT_HOME_PATH に関する情報が正しく設定されているかどうか確認してください。設定されたパスの下の bin\oradim.exe（Oracle8 の場合は bin\oradim80.exe）が存在するか確認してください。