IIOPアプリケーションゲートウェイ説明書 (運用管理Webサーバ編) |
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付録D CORBAサービスのチューニング |
CORBAサービスの情報が動作するための共有メモリ、セマフォ、メッセージキューをシステムパラメタに追加します。これらのシステム資源の見積もりは、“D.1 システム資源”を参照してください。Interstage Proxyの他に共有メモリ、セマフォ、メッセージキューを使うアプリケーションがある場合、そのアプリケーションが使用する資源にInterstage Proxyの資源量を加算します。最大値の設定では、設定値の大きいほうの値を設定してください。
この設定は、Solaris版でのみ必要です。Windows版では必要ありません。以下に例を示します。
# vi /etc/system
set msgsys:msginfo_msgmap=200 | コントロールマップのサイズ |
set msgsys:msginfo_msgmax=16384 | メッセージの最大サイズ |
set msgsys:msginfo_msgmnb=32768 | メッセージキューの最大値 |
set msgsys:msginfo_msgmni=512 | メッセージキューの最大数 |
set msgsys:msginfo_msgseg=32768 | システムのメッセージセグメント数 |
set shmsys:shminfo_shmmax=0x20000000 | 最大共有メモリセグメントサイズ |
set shmsys:shminfo_shmseg=100 | アタッチ可能な共有メモリ |
set semsys:seminfo_semmni=512 | セマフォ識別子数 |
set semsys:seminfo_semopm=50 | セマフォオペレーション数 |
set semsys:seminfo_semume=100 | アンドゥ構造体ごとのアンドゥエントリ数 |
set semsys:seminfo_semmnu=50 | アンドゥ構造体数 |
set semsys:seminfo_semmns=100 | セマフォ数 |
set semsys:seminfo_semmsl=25 | セマフォ識別子ごとのセマフォ数 |
一旦ログアウトした後、コンソールからログインし、以下のコマンドを実行しマシンをリブートします。カーネルが自動構成されます。ウィンドウシステムのシェルツールやターミナルから、直接上記のコマンドを実行しないでください。
# init 6
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