ファイアウォール機能 テクニカルガイド
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第5章 FAQ> 5.2 環境設定

5.2.16 IPマスカレードの設定方法は?

仮想アドレスを設定していないホスト定義/ネットワーク定義間で透過("trans")設定 した場合に、IPマスカレード方式で接続されます。

IPマスカレード、NATの動作は以下の設定により自動選択されます。

送信元

送信先

処理

アドレス変換方式

仮想アドレスなし

仮想アドレスなし

TRANS

IPマスカレード

仮想アドレスなし

仮想アドレスあり

TRANS

NAT(送信先)

仮想アドレスあり

仮想アドレスなし

TRANS

NAT(送信元)

■統合環境設定

「アドレス変換ポリシー」の「変換ルール」に指定する「変換方向」および「変換対象」の設定で指定します。

送信元

送信先

アドレス変換方式

内部のクライアントを外部へ接続します(内部→外部)

接続元のIPアドレス+接続元ポートを変換

IPマスカレード

接続元のIPアドレスを変換

NAT(送信元)

内部のサーバを外部へ公開します(内部←外部)

接続先のIPアドレスを変換

NAT(送信先)

1対1の双方向通信を行います(内部←→外部)

接続先のIPアドレスを変換

NAT(送信先)


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