ファイアウォール機能 テクニカルガイド |
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第4章 運用例(統合環境設定)(Linux版) | > 4.3 フィルタリング条件設定例 | > 4.3.1 DNS |
プロバイダの DNS サーバだけを使用する場合の構成例を示します。
上図のように、内部 DNS サーバ/公開DNS サーバが共に存在しない場合、DNS クライアントは ISP のDNS サーバなどのインターネット上の DNS サーバに対して直接問合せを行います。
サービス |
ポリシー |
---|---|
domain-udp1 |
DNS クライアントから ISP の DNS サーバへのアクセスを許可する |
注
DNS クライアントの IP アドレスがグローバルアドレスである場合は、処理種別として 通過(パケットフィルタリング)を設定することも可能です。しかし、この場合 DNS クラアントの IP アドレスは隠蔽されないため、通過(透過ゲートウェイ)の場合に比べてセキュリティレベルが低くなります。
通常、DNS 検索は UDP を使って実行されます。しかし、データの一部が UDP の転送中に失われた場合、TCP を使って再検索される場合があります。この場合は、domain-tcp に対するパケットフィルタリング条件設定が必要となります。
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