ファイアウォール機能 テクニカルガイド
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第3章 運用例(統合環境設定)(Solaris版/Windows版)> 3.2 拡張運用> 3.2.3 アンチウイルスの設定例

3.2.3.2 Mail のアンチウイルス環境の構築

Mail のアンチウイルス環境を構築する場合の設定例を示します。

[図: Mail のアンチウイルス環境を構築する場合の設定例]

上図のように、社外側 I/F には、IPアドレスとしてグローバルアドレスを使用します。社内からインターネット上のマシンにアクセスするには、外部SMTP サーバを経由するため、社内のマシンの IP アドレスはグローバルアドレス、プライベートアドレスのどちらでも使用できます。また、DMZ 上のSMTP サーバから外部 SMTP サーバにアクセスする場合は、アドレス変換機能を経由するように設定すると、DMZ上のマシンの IP アドレスはグローバルアドレス、プライベートアドレスのどちらでも使用できます。

■[サービスの利用範囲]

サービス

ポリシー

SMTP

社内からの内部 SMTP サーバおよび外部 SMTP サーバを経由したインターネットとのメールアクセスを DMZ 上のアンチウイルスサーバを経由することでウイルスチェックを行う。

■[定義例]

以下に、定義内容の例を示します。

アドレスリソース

動作リソース

SDFWルール

アドレス変換ポリシー

接続元(1)、変換対象(5)、接続先(6)

内部ネットワーク側(隠蔽側)アダプタ(2)

変換後(3)

外部ネットワーク側(公開側)アダプタ(4)


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