ファイアウォール機能 テクニカルガイド
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第2章 運用例(Windows版)> 2.3 フィルタリング条件設定例> 2.3.1 DNS

2.3.1.3 内部 DNS サーバあり、公開 DNS サーバあり(バリアセグメント)の場合

内部 DNS サーバと公開 DNSサーバ(バリアセグメント)が存在する場合の構成例を示します。

[図: 内部 DNS サーバと公開 DNS サーバ(バリアセグメント)が存在する]

上図のように、内部 DNS サーバと公開DNS サーバを利用する場合は、DNS クライアントは内部 DNS サーバに問合せを行います。問合せを受けた内部 DNSサーバは、内部ドメインの解決は自分自身で行いますが、外部ドメインについては、公開 DNS サーバに転送( forward )します。

公開 DNS サーバには、外部へ提供したい情報だけを定義します。

■[サービスの利用範囲]

サービス

ポリシー

domain-udp2

内部 DNS サーバから 公開DNSサーバへのアクセスを許可する


■[定義例]

ネットワーク構成図

ネットワークアダプタ設定

アダプタ名

IPアドレス

[1] FUJITSU FMV-181/2/3/4 アダプタ

192.168.0.1

[2] FUJITSU FMV-181/2/3/4 アダプタ

202.248.171.130

ホスト設定

ホスト名

IPアドレス

in-DNS

192.168.0.11

out-DNS

202.248.171.131

ネットワーク設定

ネットワーク名

IPアドレス

ネットマスク

in-net

192.168.0.0

255.255.255.0

out-net

202.248.171.128

255.255.255.224

internet

0.0.0.0

0.0.0.0

パケットフィルタリング条件設定

サービス

送信元アドレス

送信先アドレス

方向

処理

domain-udp2

in-DNS

out-DNS

forward

透過ゲートウェイ


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