ファイアウォール機能 テクニカルガイド
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第2章 運用例(Windows版)> 2.2 拡張運用> 2.2.1 ユーザ認証の運用例

2.2.1.4 リモート端末機能を使用して運用する(証明書で認証し IP セキュリティ暗号を利用する)

証明書を使って認証し、IP セキュリティ暗号を利用して通信する場合の定義例を示します。この場合も、通信相手の端末に、別売の“Safegate client"がインストールされている必要があります。

[図: リモート端末接続機能を使用して運用する]

インターネット上のユーザ端末から認証を実施し、認証されたユーザだけが社内全てのサーバにアクセスします。また、認証後の DNS の問合せは、社内の DNS サーバにアクセスします。

■[定義例]

以下に、定義例を示します。

ネットワーク構成図

Safegate client 設定

IPアドレス

ネットマスク

192.168.1.0

255.255.255.0

ユーザ設定

証明書識別情報設定

ユーザ認証条件設定

[ユーザ認証条件パターン名:ptn1]

サービス

クライアント

方向

サーバ

種別

domain-udp1

sgclient

forward

DNS

サービス転送

設定したユーザとユーザ認証パターンとの関連付け

IPsec 通信提案設定

社内WWWサーバ、社内FTPサーバへの接続についても、上記と同様な手順で設定してください。


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