第4章 TeamWARE Officeを起動/終了する
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Windows(R)にログインしているユーザ別に設定を記憶する |
ここでは、Windows(R)を利用しているユーザごとに、TeamWAREクライアントの設定を記憶する機能について説明します。
本機能は、通常、クライアントコンピュータ単位で共通となる設定や情報を、Windows(R)にログインしているユーザごとに別々に記憶させることができるものです。
TeamWAREサーバへのログイン時、[ログイン設定]ウィンドウで[設定を現在Windows(R)にログインしているユーザ用に記憶する]チェックボックスをオンにしてログインすることにより、以後のTeamWAREクライアントへの設定は、そのユーザでWindows(R)にログインしている場合のみ有効な設定として記憶されるようになります。

本機能を使用することにより、以下のことが可能になります。
- TeamWARE Notifierの通知リスト、個人用通知、オプション設定を、個人単位で管理、設定する。
- 標準設定として使用されるログイン名を、個人単位で設定する。
- オフライン機能で使用する[ローカルフォルダの作成場所]を、個人単位で設定する。
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TeamWARE OfficeクライアントをWindows NT(R)、Windows(R)2000、Windows(R)XP、またはWindows Server(TM)2003上で利用しており、かつ、Windows(R)に[制限ユーザー]でログインしている場合は、[ログイン設定]ウィンドウにおける[設定を現在Windows(R)にログインしているユーザ用に記憶する]チェックボックスは、自動的にオンとなり、オフにすることはできません。
これは、制限ユーザーはWindows(R)によりアクセスできるフォルダなどが限定されており、他のユーザと同一の設定では、TeamWAREクライアントを使用することができないためです。
また、制限ユーザーでログインしている場合、オフライン機能で使用する[ローカルフォルダの作成場所]などのフォルダ設定は、制限ユーザーが利用可能なフォルダに自動的に変更され、ユーザが変更することはできなくなります。 |
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本機能を使用する場合、各ユーザが以下の設定を行うことを推奨します。
- [ユーザのプロパティ]ウィンドウの[ユーザデータ]ページで、[通知アドレス]を空白にする。
- [ログイン設定]ウィンドウの[現在利用しているワークステーションで通知を受信]チェックボックスをオンにする。
- [Notiferオプション設定]ウィンドウの[全般]ページで、[他ユーザ宛の通知は表示しない]チェックボックスをオンにする。
これは、本機能の使用時はTeamWARE Notifierの通知リストが個別に管理されますが、上記設定を行わない場合、通知が他のユーザの通知リストに保存されてしまう場合があるためです。 |
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