Linkexpress SSL通信環境導入説明書
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第4章 証明書管理パッケージのコマンド

4.4 mktknコマンド

■名称

トークン生成コマン

■形式

mktkn  -sd スロット情報ディレクトリ
       -sn スロットID
       -tl トークンラベル

■機能説明

スロットに対してトークンを生成し、組み込みを行います。

■オプションの意味

-sd スロット情報ディレクトリ

スロット情報ディレクトリを絶対パスで指定します。

-sn スロットID

トークンの組み込み先となるスロットを指定します。mksltコマンドで通知されたスロットIDを指定してください。

-tl トークンラベル

生成するトークンに対して与えるトークンラベルを32文字以内で指定します。本コマンドで指定したトークンラベルがトークンを識別するための名前になります。使用できる文字については"4.2 使用可能な文字セットについて"を参照してください。

■コマンド実行例(UNIXサーバの場合)

本コマンドを実行した場合、トークンに設定するSO-PINとユーザPINを入力するための対話入力が発生します。

トークンを生成するときの対話入力の例は以下のとおりです。以下の例では、スロットIDが1のスロットに対して、トークン"Token01"を作成します。

Example# mktkn -sd /home/slot/ -sn 1 -tl Token01
Slot-password:                               ← (1) スロットパスワードの入力
Setting SO-PIN(also used as Token-password).
SO-PIN:                                      ← (2) SO-PINの設定
Retype:                                      ← (3) SO-PINの再入力
Setting User-PIN.
User-PIN:                                    ← (4) ユーザPINの設定
Retype:                                      ← (5) ユーザPINの再入力
Example#

(1) mksltコマンドで設定したスロットパスワードを入力してください。

(2)、(3) SO-PINは6文字以上128文字以内で指定します。使用できる文字については"4.2 使用可能な文字セットについて"を参照してください。

(4)、(5) ユーザPINは6文字以上128文字以内で指定します。使用できる文字については"4.2 使用可能な文字セットについて"を参照してください。

■注意事項


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