PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Linux版)

9.6.2 ファイルシステム削除

GFS 共用ファイルシステム内で使用していないファイルシステムの削除を行う場合には、sfcadm(8) の -D オプションを使用します。

sfcadm(8) のオプションの詳細については、本書の“sfcadm(8)”を参照してください。

以下に sfcadm(8) によるファイルシステムの削除方法を示します。

• 現在のファイルシステム情報を確認します。

# sfcinfo -a

/dev/sfdsk/gfs/dsk/volume1:

FSID special                                      size  Type  mount

   1 /dev/sfdsk/gfs/dsk/volume1(e721)           407144  META  -----

   1 /dev/sfdsk/gfs/dsk/volume1(e721)             5120  LOG   -----

   1 /dev/sfdsk/gfs/dsk/volume1(e721)          3761416  DATA  -----

/dev/sfdsk/gfs/dsk/volume2:

FSID special                                      size  Type  mount

   2 /dev/sfdsk/gfs/dsk/volume2(e722)            51394  META  -----

   2 /dev/sfdsk/gfs/dsk/volume2(e722)             5237  LOG   -----

   2 /dev/sfdsk/gfs/dsk/volume2(e722)           523776  DATA  -----

• 代表パーティションが /dev/sfdsk/gfs/dsk/volume2 のファイルシステムを削除します。

# sfcadm -D /dev/sfdsk/gfs/dsk/volume2

• ファイルシステムが削除されたことを確認します。

# sfcinfo -a

/dev/sfdsk/gfs/dsk/volume1:

FSID special                                      size  Type  mount

   1 /dev/sfdsk/gfs/dsk/volume1(e721)           407144  META  -----

   1 /dev/sfdsk/gfs/dsk/volume1(e721)             5120  LOG   -----

   1 /dev/sfdsk/gfs/dsk/volume1(e721)          3761416  DATA  -----