PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Linux版)
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第8章 ファイルシステム操作(GUI編)> 8.3 変更

8.3.1 ファイルシステム属性変更

GFS運用管理ビュー用語説明により、ファイルシステム属性変更を行う手順を説明します。

ファイルシステム属性変更には、マウント情報の変更およびファイルシステムのチューニングの変更があります。

(1) ファイルシステムのアンマウント

ファイルシステム属性変更操作を行う場合は、あらかじめ、全ノードでマウントされていない状態にする必要があります。

(2) ファイルシステムの選択

メイン画面の「マウントツリー」または「ファイルシステム情報」フィールドから、変更を行うファイルシステムを選択します。タイプが sfcfs のファイルシステムだけ選択可能です。
[操作]:[属性変更]を選択すると、ファイルシステム属性画面が表示されます。
ファイルシステム属性画面は、画面切替タブにより「マウント情報」、「共用情報」、および「詳細情報」に遷移することができます。

(3) マウント情報の変更

「マウント情報画面」では、「マウント情」の変更を行います。
設定されている値を変更する必要があれば、パラメタの値を変更します。
各設定値を変更前の設定に戻す場合は、<リセット>ボタンを押してください。
<適用>ボタンを押すと、マウント情報変更の処理が行われます。
「マウントポイン」は、フルパスで指定します。また、「ディレクトリ作成」で「作成する」を選択した場合は、以下の属性でディレクトリを作成します。
オーナ:root
グループ:sys
アクセス権:775

[図 ファイルシステム属性のマウント情報]

(4) 詳細情報の変更

「詳細情報画面」では、ファイルシステムのチューニンの設定変更を行います。
設定されている値を変更する必要があれば、パラメタの値を変更します。
各設定値を変更前の設定に戻す場合は、<リセット>ボタンを押してください。
<適用>ボタンを押すと、詳細情報変更の処理が行われます。
<完了>ボタンを押すと、「ファイルシステム属性画面」が閉じます。

[図 ファイルシステム属の詳細情]

各パラメタの詳細については、本書、“sfcadm(8)”を参照してください。

(5) ファイルシステムのマウント

ファイルシステム属性変更の操作終了後、ファイルシステムをマウントします。

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