PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Linux版)

1.8.2 利用できない機能

GFS 共用ファイルシステムでは、以下の機能は提供していません。

• ルートファイルシステム、/usr、/var、/opt としての使用
• ファイルロック
• ディレクトリのハードリンク設定
• mmap(2) しているファイルに対する他ノードからの書き込み可能な open(2)
• 書き込み可能な open(2) をしているファイルに対する他ノードからの mmap(2)
• MAP_SHARED かつ PROT_WRITE を指定した mmap(2) をしているファイルに対する他ノードからの open(2)
• open(2) をしているファイルに対する他ノードからの MAP_SHARED かつPROT_WRITE を指定した mmap(2)
• mmap(2) しているファイルに対して他ノードから open(2) した場合のデータの一貫性保証
• open(2) しているファイルに対して他ノードから mmap(2) した場合のデータの一貫性保証
• O_APPEND を指定して open(2) したファイルに対する write(2) が、他ノードからの write(2) と競合した場合の厳密なファイル終端管理
• NFSによる他ノードとのファイル共有
• IPv6 の使用
• quota 機能
• 8Kを超えるI/Oサイズでwrite(2)を行っているファイルに対して、他ノードから以下の操作を行った場合のwriteデータ一貫性保証
  write(2), writev(2), pwrite(2), truncate(2), ftruncate(2), creat(2), O_TRUNC指定のopen(2)
• ブロック特殊ファイル、およびキャラクタ特殊ファイルの作成
• ブロック特殊ファイル、およびキャラクタ特殊ファイルのアクセス
• sendfile(2) もしくは sendfile64(2) の入力ファイルに対する他ノードからのファイルアクセス
• マウントポイントとしての使用
• 非同期I/O 機能
• ダイレクトI/O 機能
• ACL 機能