PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.1 (Linux版) |
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付録H 共用ディスク装置の登録について | > H.4 コマンドリファレンス |
/etc/opt/FJSVcluster/bin/cldelrsc -r rid
本コマンドは、自動リソース登録で作成したリソースデータベースのリソースを削除します。
自動リソース登録では、以下のリソースクラスのリソースを登録します。
リソースクラス名 |
意味 |
---|---|
DISK |
共用ディスク装置のデバイスのリソース |
SHD_DISK |
共用ディスク装置のデバイスの共用リソース |
Ethernet |
ネットワーク装置のリソース |
削除を行うリソースは、clgettree(1)コマンドで確認してください。
共用ディスク装置のデバイスのリソースを削除し、共用リソースのみが残る場合は、共用リソースも削除してください。
本コマンドは、クラスタシステムの任意の1ノードで、システム管理者権限で実行してください。
削除する共用ディスク装置のデバイスのリソースをGDSで使用している場合は、必ずGDSの設定を解除した後、共用ディスク装置のデバイスのリソースを削除してください。
例) node1とnode2で共用している、共用ディスク装置のデバイス(/dev/sdc)のリソースを削除する場合
1. clgettree(1)コマンドで /dev/sdc のリソースのリソースIDを確認します。以下の場合、node1の /dev/sdc のリソースのリソースIDは18、node2の /dev/sdc のリソースのリソースIDは19です。
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clgettree Cluster 1 cluster Domain 2 PRIME Shared 7 SHD_PRIME SHD_DISK 14 SHD_Disk14 UNKNOWN DISK 15 sdb UNKNOWN node1 DISK 16 sdb UNKNOWN node2 SHD_DISK 17 SHD_Disk17 UNKNOWN DISK 18 sdc UNKNOWN node1 DISK 19 sdc UNKNOWN node2 Node 3 node1 ON DISK 15 sdb UNKNOWN DISK 18 sdc UNKNOWN Node 5 node2 ON DISK 16 sdb UNKNOWN DISK 19 sdc UNKNOWN |
2. cldelrsc(8)コマンドで共用ディスク装置のデバイス(/dev/sdc)のリソースを削除します。
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/cldelrsc -r 18 # /etc/opt/FJSVcluster/bin/cldelrsc -r 19
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