PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.1 (Linux版) |
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付録A 留意事項 | > A.2 注意事項 |
GDSへのディスク登録が完了すると、以降そのディスクに対して以下のような物理特殊ファイルを使ってアクセスすることは通常できなくなります。GDSは、利用者が誤って物理特殊ファイルをアクセスすることによって、ミラーリング状態を破壊してしまうことがないように保護しています。
/dev/sd[a-z]*[1-4]*
例えば、ddコマンドを使って、物理特殊ファイルを使ってディスクに書込みを行おうとすると以下のようなエラーとなります。
# dd if=/dev/zero of=/dev/sda1 dd: /dev/sda1: open: Device busy
また、fdisk(8)コマンドが出力するディスクリストには、GDSに登録されたディスクは表示されません。
このアクセス保護は、クラスからディスクを削除すると解除されます。また、ディスク交換のオブジェクト操作を行った際にも解除されます。逆に、ディスク復旧のオブジェクト操作を行うと再度保護機能が動作します。
物理特殊ファイルへのアクセスが抑止されるノードの範囲は、以下のとおりです。
ドメイン内のすべてのノードで、物理特殊ファイルへのアクセスが抑止されます。
そのシャドウクラスが作成されているノードで、物理特殊ファイルへのアクセスが抑止されます。
以下のディスクは、物理特殊ファイルへのアクセスが抑止されません。以下のディスクの物理特殊ファイルにアクセスしないよう注意してください。
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