PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.1 (Linux版)
目次 前ページ次ページ

第5章 操作> 5.2 設定> 5.2.1 設定メニューからの操作

5.2.1.1 クラス構成

クラスを新規に作成する手順を説明します。

[設定]:[クラス構成設定]を選択し、クラス構成設定画面を表示します。

[図:クラス構成設定]

 

1. クラス名の選択

[クラス名]リスト選択で「新規」を選択します。

 

2. 物理ディスクの選択

クラスを構成する物理ディスクを[物理ディスク]フィールドより選択します。

物理ディスクの選択は、複数同時選択が可能です。

物理ディスクを選択することにより、<追加>ボタンが活性化され、選択が可能になります。

[図:クラスを構成する物理ディスクの選択]

 

3. クラスの作成

<追加>ボタンをクリックすると、以下のメッセージ画面が表示されます。

 

[図:実行確認]

 

処理を続行する場合は、<はい>を、中止する場合は<いいえ>をクリックします。

<はい>をクリックすると、クラス属性定義画面が表示されます。

 

[図:クラス属性定義画面]

クラス属性定義画面の「クラス名」には、自動で生成したクラス名がデフォルトで表示されます。デフォルトを変更する必要があれば、「クラス名」を変更し、<完了>ボタンをクリックします。

「タイプ」は「Shared」となり、「スコープ」は、クラスに対して共有可能な接続ノードを表示します。変更する必要がない場合は、<完了>ボタンをクリックします。

 

クラス名の入力

クラス名はデバイスのパス名に使用されます。

/dev/sfdsk/クラス名/[r]dsk/ボリューム名

ボリュームが作成された場合、クラス名の変更はできませんので、クラス名の入力は慎重に行ってください。

クラス名の命名規約については、「オブジェクト名」を参照してください。

スコープを変更するには、<スコープ変更>ボタンをクリックします。

<スコープ変更>ボタンをクリックすると、[スコープ変更]画面が表示されます。

[図: スコープ変更画面]

この操作により、クラス名が決定します。

クラス属性定義画面で<中止>ボタンがクリックされた場合には、物理ディスクの登録操作自体がキャンセルされます。

 

4. ディスク属性の設定

[クラス構成ディスク]フィールドの「ディスク名」欄を選択すると、ディスクの属性を設定できます。ここでは、「ディスク名の変更」、「ディスクタイプの変更」が設定可能です。

 

  1. ディスク名の変更

    [クラス構成ディスク]フィールドの「ディスク名」欄をダブルクリックして、直接変更します。

     

  2. ディスクタイプの変更

    [クラス構成ディスク]フィールドの「ディスクタイプ」欄を表示させ、リストから変更したいディスクタイプをクリックします。
    スペアディスクとする場合には「spare」を、シングルディスクとする場合には「single」を選択します。デフォルトは「undef」です。

     

5. クラス作成の完了

すべてのクラス作成が終了したら、<完了>ボタンをクリックしてクラス構成設定画面を閉じます。

 

クラスのリソース

クラスタシステムの導入および初期設定手順については、「PRIMECLUSTER導入運用手引書」を参照してください。

 


目次 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005