PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 (マルチパス機能編) - Solaris (TM) オペレーティングシステム版 -
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第2章 機能> 2.1 機能概要> 2.1.1 障害監視機能

2.1.1.2 切替え時間

切替え時間(異常検出時間)は約10秒を要します。
ただし、ATMを使用する場合、約10秒で切替えが行われても、使用するATMプロトコル、または接続するスイッチの台数および仕様によって、即座に通信が再開できない場合があります。
伝送路監視デーモンによる運用中NICの監視は、5秒間隔で各監視が行われ、待機中NICの監視は300秒間隔で伝送路の接続状態監視が行われます。伝送路の接続状態監視は、2回連続してLink downを検出すると、運用中NICでは切替えが行われ、待機中NICでは使用不可状態になります。運用中NICの通信パケットのエラー発生率監視は、入力および出力パケットのエラー発生率が50%に達したことでパス切替えが行われます。

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